石田純一「とんでもないことになってしまった」 詐欺と知らずに結婚パーティーに参加 …その真相を激白
2025.2.5 11:15石田純一が2日放送の『行列のできる相談所』に出演。過去に被害にあったトラブルを明かし、スタジオを驚かせた。
この日は、『まさか自分が詐欺にあうなんて 芸能人被害者の会SP』と題したテーマで、実際に被害を受けた芸能人が、法律トラブルをVTRで紹介。石田は「ある大掛かりな詐欺事件の首謀者に疑われて、とんでもないことになってしまった」と、今から22年前、大きなニュースになった“有栖川宮(ありすがわのみや)詐欺事件”を振り返った。
ある日の収録終わり、番組プロデューサーから有栖川宮家の結婚披露宴でのスピーチを頼まれたという石田は、「僕らも芸能系ですから、やっぱり“(披露宴)来てよ”とか言われることは多々あることはある。だからそのうちの1つとして行っただけですけど」と状況を説明。披露宴当日、会場を訪れた石田は何の疑いもなくスピーチを終え、およそ30分で会場を後にしたという。
すると後日、検察に呼び出され、訳も分からず取り調べを受けることに。実は有栖川宮は大正時代に断絶しており、結婚は全くのデタラメ。ニセの夫婦は招待客からご祝儀などの金銭をだまし取った詐欺事件の容疑者としてすでに逮捕。スピーチを行った石田もその事件の首謀者として疑われ、取り調べは1日中続いたという。石田は「めちゃめちゃ長い日でしたね。マネジャーや事務所からも怒られましたし、それはもう本当、不徳の致すところですけどね」と当時を思い返した。
VTRを受けて、MCの後藤輝基が「石田さんの場合、もう事件です」と声を上げ、「お祝いでみんな出してくれるやつ(ご祝儀)目当てで、ニセのパーティーをやってということですよね」と確認。さらにそのパーティーでは、記念撮影の写真1枚につき1万円で、グッズ販売もあったと言い、一同驚き。
そこで石田が「僕らはそういうことはなくて、そのままスッと帰っちゃったんですけど」と振り返り、「いわゆる取り調べ。本当に言われたんですけど。“あなたがこれから芸能人でやっていけるかどうかも僕にかかっているからね”と。パソコンを打っているじゃないですか、色々。僕が言うことを全部。その時に(検察官が)スゴく怒っちゃって。“いいかげんにしろ”とか言って、“じゃあイエス”みたいな」とパソコンを“バンッ”と叩(たた)きながら声を荒らげる検察官の前で、事実とは異なる答えをしてしまったことも回顧。