工藤阿須加 “幻の白菜”と呼ばれる超希少品種『新理想』の栽培に挑む 度重なるトラブル乗り越え、たどりついた絶品料理の味は?

2024.2.5 09:30

ところが、11月に入るとさらなる問題が。多くの白菜が“軟腐病(なんぷびょう)”にかかり葉が腐ったような状態に。異例の暑さで蒸れなどにより菌が繁殖してしまったという。全滅に近い被害だが、難を逃れた数少ない白菜を大事に育てることになった。

中を割った新理想

そして収穫の日。この日、もう中学生は腰痛のため不在で、ピンチヒッターとしてやってきたのはお笑いコンビのトム・ブラウン。畑へ向かうと、『新理想』は50株ほどが元気に育っていた。1株採って味見した一同は「甘い!」と感嘆。工藤も「大成功です」とうれしそう。さっそく収穫に取り掛かることに。

トム・ブラウン

ここで、意外にもトム・ブラウンの布川ひろみが手際良さを発揮。聞けば、昔祖父が農家で、小学生のころからかぼちゃの収穫を手伝っていたため、要領が分かっていたようだ。一方みちおは、持ち前の怪力を発揮して、収穫された白菜を大量に運んでいく。工藤に「めちゃめちゃ戦力なってます」と言われて喜ぶトム・ブラウンを横目に、工藤農園の先輩・安村は立場が危うくなると察したのか、「調子に乗るなよ!」とツッコみ笑いが起きる場面も。そうこうしているうちに50株の『新理想』の収穫が無事に完了した。

『新理想のベーコン包み』
『新理想のあんかけご飯』

プレミアムな『新理想』でさっそく料理。工藤が用意したのは、白菜の葉の間にベーコンを挟んでグリルで焼いた『新理想のベーコン包み』と、『新理想』を主役にした八宝菜のようにとろみを付けた炒め物をご飯にかけた『新理想のあんかけご飯』。『新理想』の甘みと、シャキシャキととろとろを両方感じる食感に、「うぉ~」「甘みがすごい」「味が深い」「うまっ」と感動しっぱなしだった。

一同で味わったあと、せっかくなのでこのおいしさを味わってもらおうと、農園のある北杜(ほくと)市の保育園で子どもたちに振る舞った。「白菜おいしい」と笑顔の園児たちに、工藤は「子どもたちがおいしいって言ってくれたことが何より」と満足そうだった。

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写真提供:(C)日テレ

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