工藤阿須加 “幻の白菜”と呼ばれる超希少品種『新理想』の栽培に挑む 度重なるトラブル乗り越え、たどりついた絶品料理の味は?
2024.2.5 09:30俳優の工藤阿須加が2月3日放送の『有吉ゼミ』に出演。東京農業大学時代から目指す“巨大農園”に向け、プレミアムな冬野菜の収穫を行った。
昨年8月、工藤が農園に植えたのは『新理想』という白菜。白菜の生産量全国一位の茨城県で、地元の農家だけが食べていた希少な品種だという。茨城県で白菜を育てる農家2200軒以上の中で、『新理想』を育てているのは10軒ほど。抜群の甘さを誇り、葉が柔らかく、究極のとろとろ食感が味わえるそうだ。
今回植え付けたのは約400株。しかし、植え付けから1か月半後の10月上旬、白菜に異変が。大きく育ってきたが、葉がボロボロ。10月に入っても25℃を超える夏日が続き、青虫などが活発に活動し、葉を食い荒らしたのだ。
だが白菜は、外側の葉を食べられても、まだ大丈夫。内側から葉がどんどん出てくるので、それをケアすることに。工藤が用意したのは『納豆菌液肥(えきひ)』。市販の納豆に、黒糖、米ぬか、水を加え5日間寝かせ、納豆菌を増やした液体だ。これを30倍以上に希釈して、白菜の葉や根に噴霧する。納豆菌が土の中の有機物をアミノ酸に分解し、そのアミノ酸を白菜の根が吸収すると、甘みとうまみが増すのだという。
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