KREVA「この1回しか無いぞ」学生時代からポジティブマインドで自身を支え続けた母との思い出や最後の時間を回顧

その後、HIPHOPに人生をかけたKREVAは、長年にわたり音楽業界の第一線で活躍。自身のアーティスト活動に加え、多くの楽曲提供なども数多くこなしてきた。

こうした中で昨年、KREVAは所属していた事務所から独立。「まず不安から入っちゃうタイプ」というKREVAは夜も眠れない時期があったというが、時を同じくしてお母様が癌（がん）になり闘病生活を支えることに。制作活動のかたわら、病院を行き来する日々が続いたのだという。

不安を口にするお母様にあてた楽曲を制作するなど、ポジティブに寄り添い続けたKREVAは、最期の瞬間にも立ち会ったそうで、KREVAに言葉にならない声で何かを伝えようとしていたお母様を笑顔で見送ったと語った。

最後にKREVAは「母が具合悪くなってから、“この1回しか無いぞ”という気持ちが芽生え始めちゃって、これからも1つ1つ大事にやっていきたい」と、家族と過ごした時間の中で感じた人生への思いを口にして、番組を締めくくった。

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写真提供：（C）日テレ