NHK朝ドラ『おむすび』 橋本環奈、夫役を演じる佐野勇斗について「ド天然なのを自覚してほしいです(笑)」

2025.2.3 12:00

――管理栄養士という新たな夢を持った結について

つわりでしんどい時に「何だったら食べられる?」と寄り添ってくれた西条さん(藤原紀香)のおかげで結は自分もいろんな人の役に立ちたいという考えに至り、管理栄養士を目指します。私は実際に管理栄養士さんにお世話になった経験がないのですが、西条さんのような方がいたら病室にいても閉鎖的じゃなくて本当に心強いだろうなと思いました。 結の心を開いてくれるけれど、土足でズカズカと上がってくる感じではない、西条さんのそのあんばいは紀香さんにしか出せない部分。この人だったら心を許しても大丈夫だと、自然に思わせてくれるのがすごいです。紀香さんとは初共演で圧倒され、結と同じように私も気持ちを明るくしてもらったような感覚です。

――ドラマ後半の見どころについて

今後、結は管理栄養士として患者さんに寄り添っていきます。管理栄養士は患者さんを指導する立場ですが、上から目線ではなく患者さんと同じ目線に立って寄り添うことが大事だと西条さんから学んだので、今までギャルや書道などいろんなことをやってきた結ちゃんだからこその管理栄養士像として説得力を持たせられるように演じていきたいです。 『おむすび』は偉大な何かを成し遂げた人の話ではないけれど誰もが誰かの人生に絶対に作用していて、1人では生きていけないんだと伝えてくれる作品。結だけがみんなに影響を与えるのではなく、お母さんやお父さん、全員にバックボーンがあって全員が作用し合うところがすごくすてきで、それぞれ世界が枝分かれしつつもひとつの木として繋がっているのが魅力です。日常のささいな幸せを逃がしたくない、こぼしたくないという想いが伝わってくる根本ノンジさんの脚本が、私は大好きで、「すてきだな」と思う言葉もたくさんあるので、どうぞ最後までご覧ください。個性豊かなキャラクターも登場しますのでお楽しみに!

《第18週 「おむすび、管理栄養士になる」あらすじ(2/3~2/7)》
結(橋本環奈)は平成26年に無事に管理栄養士の資格を取得し、星河電器社員食堂を退社。大阪の総合病院で働き始める。それから4年後の平成30年、結は管理栄養士として4年目を迎えていた。所属する栄養科の科長の塚本(濱田マリ)は戦国武将好きで、会話にちょいちょい武将ネタが入ってくる。一方、娘の花(宮崎莉里沙)は8歳になり、翔也(佐野勇斗)は頻繁にヘアサロンヨネダの手伝いに行く。そんな折、結はひょんなことから自分の担当で はない子どもの患者が気にかかり、塚本科長は結にNST(栄養管理サポートチーム)に入ることを勧める。

NHK連続テレビ小説『おむすび』の公式HPはこちらから

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