乃木坂46アンダーライブ座長・冨里奈央が涙「アイドルって楽しいことばかりじゃなくて、時には逃げ出したくなることも…」【37thSGアンダーライブ】

2025.1.31 14:30

本アンダーライブの座長・冨里について、メンバーが魅力を語る映像を経て、ライブもいよいよ佳境へ。会場が緑色に染まる中『シンクロニシティ』が始まると、このアンダー期間を通して表現に磨きがかかった冨里と、そんな彼女を最良の形でサポートするメンバーたちがオリジナルメンバーにも負けないパフォーマンスで、この名曲を表現してみせた。そして柴田が憂いに満ちた表情を魅せる『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』、菅原が大人びた表情と華麗なダンスで魅せる『落とし物』、中村が圧倒的な存在感を放つ『悪い成分』、披露を重ねるごとに松尾美佑のオーラが増し続ける「踏んでしまった」と新旧のアンダーが曲を連発。さらに『日常』では冨里が、『シンクロニシティ』とは相反する豪快で情熱的なパフォーマンスで、会場の盛り上がりを最高潮にまで到達させた。

本編ラストナンバーに移る前、座長の冨里が現在の思いを吐露していく。乃木坂46加入前は人に対して本心を見せることができなかった彼女は、「乃木坂46に加入して、私は変われました」と語る。そして、今回のアンダーライブを通じてメンバーからたくさん助けられたと明かし、「アイドルって楽しいことばかりじゃなくて、時には逃げ出したくなることもあるんですけど、こうして3日間を12人で走り切ることができて、そして毎日みんなの優しさに触れて成長できたことがうれしいです」と感謝を伝えた。

冨里奈央

さらに、「私はアイドルになってよかったです。本当にこの3日間楽しくて、心から幸せだなって思いました」と涙ながらに語ると、「私がすごく救われた、大切にしている曲を、ここにいる大切なメンバーと一緒に披露させていただきたいと思います」と自身の初センター楽曲『考えないようにする』を、感情をたっぷり込めてパフォーマンスしてライブ本編を締めくくった。

冨里奈央をねぎらうメンバー

『太陽ノック』から始まったアンコールでは、再びメンバーがトロッコに乗って会場中を動き回り、ファンとの交流を楽しむ。その一方で、『帰り道は遠回りしたくなる』では冨里が手にしたカメラでメンバーを撮影するなど、ステージ上に和やかな空気が流れていく。

乃木坂46アンダーメンバー

最後のMCで3日間を振り返る場面では、菅原が「(冨里)奈央が座長だったからこそ、ふんわりした空気で過ごすことができた」と伝え、冨里と2人で涙を流す一幕も。最後は「乃木坂の詩」でメンバー、観客がひとつになってライブはフィナーレに到達。最後に、冨里は「本日はこんなにも素敵な景色を見せてくださり、ありがとうございました」と挨拶をしてステージを後にした。

本来ならライブはここで終了する予定だったが、オーディエンスによるアンコールを求める声援はなかなか鳴り止まない。すると、メンバーが再度ステージに登場し、肉声で「ありがとうございました!」と感謝を伝える。そして、冨里は「2025年も乃木坂46のライブはたくさんあるので、ぜひたくさん遊びに来てくださいね!」とファンに告げて、3日間に渡るアンダーライブを終了した。

乃木坂46 37thSGアンダーライブ
日時:2025年1月28日・29日・30日
会場:幕張メッセイベントホール
<セットリストはこちら>

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■最新ライブ
「与田祐希 卒業コンサート」
2025年2月22日・23日 福岡県・みずほPayPayドーム福岡

「乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE」
2025年5月17日・18日 味の素スタジアム

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