JO1 自分の思いを体現したステージやサプライズだらけのステージで観客を魅了! 『LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS』
2025.1.30 22:00▼JO1 川西拓実
公演名:『My Everything』会場:IMM THEATER
川西は公演タイトルに『My Everything』と銘うち、自分の曲だけで、自分のすべてを詰め込んだライブを開催。唯一無二のオーラを放つT.Kがステージ中央へ姿を見せると、たちまち歓声が起こった。『SUPER STAR』『Come Again』とT.Kサウンド爆発の新曲を続々と披露すると、会場全体がT.Kの音楽の渦に飲まれていく。クールに決めていた川西は、トークに移ると「知らない曲ばっかりやってすみませぇん」とおどけてみせ、「何が起こるかわからないイベントに来てくれた皆さんは変態だなと思います(笑)」とJAMを笑わせた。
さらに、シンセサイザーの前へ座り、鍵盤を奏でながら「一瞬だけ清澄になります」と微笑むと大歓声が。昨年全国公開され、川西が主演を務めた映画『バジーノイズ』の主題歌で、ひとり作曲と演奏に没頭する主人公の清澄として歌った楽曲『surge』を初披露。続けて、この映画主演を機に川西が「清澄が作っていたかもしれないデモ楽曲」とイメージして作詞作曲した『Heaven』も歌唱。ファン待望のパフォーマンスで会場を湧かせた。
「次の曲は僕歌わないので、皆さんで歌ってください!」と投げかけ、鈴の音色が鳴り響きます。川西が作詞し、作曲にも携わったクリスマスソング『サンタさんへ。』をJAMみんなで楽しく歌い、ハートフルなムードに。続けて、JO1のライブツアーでのユニット曲『BINGO』では、川尻蓮がサプライズ登場。お互いのソロステージに出演し合った二人。川尻の服装をみた川西は、「なんかピンクじゃね?」と笑い、川尻が「誰が言ってんねん!」と返す場面も。川西のメンバーカラーであるピンクだらけの二人は、互いをリスペクトし合う表現者としての戦友同士。そんな二人ならではのパフォーマンスを繰り広げた。
最後は、昨年開催した『JAM感謝祭』で川西がJAMに贈った手紙で綴ったメッセージ”足踏みだっていい、明日は晴れるよ”という思いを、なんと新たな1曲『世界が広いのか。僕が小さいのか。』に昇華。日々生きているみんなへ送る、そっと背中を押すやさしいエールソングで、川西自身の心の温かさが伝わるライブとなった。
▼JO1 河野純喜
公演名:『Singing in the rain』会場:IMM THEATER
ギター、ベース、ドラム、キーボードだけでなく、トランペット、サックスなど、超豪華なバンドの音色で彩られた生演奏と共に音楽を奏でるボーカル河野は、自身も作詞に参加しているJO1の楽曲『Lemon Candy』のセルフカバーでリサイタルをスタート。
JO1のYouTubeでカバーを公開している楽曲『水平線』(back number)は、河野自身がネガティブになったり、悪い考えをしてしまう時に聴くと、少しでもやさしくなりたいな、正しくありたいなと思わせてくれる楽曲だという。そんな思いを届けるように歌うと拍手が巻き起こった。
続いて、「これ本当に緊張します…」と河野がピアノに向き合うと、ざわざわと驚喜の声が。初めてピアノでの弾き語りで披露するのは、河野が初めてひとりで歌ってみせたJO1の楽曲。「その時はすごく緊張して、震えた手を握りしめながら歌ったなということを今でも覚えています」と大人気YouTube企画『THE FIRST TAKE』で『Voice(君の声)」を歌った約4年前を振り返った。こうして大事に思ってきた曲を、今回は初挑戦のピアノと共に歌い届けた。
『LOVE RAIN ~恋の雨~』(久保田利伸)のカバーでは、メンバーの與那城奨がゲストでサプライズ登場。相性抜群の二人の歌声で4曲を楽しそうに歌い上げた。與那城が「純喜と歌ってると安心するんですよ。」と河野のことを褒め讃える場面も。
今回の公演タイトル『Singing in the rain』は、河野初めてのオリジナルバラード曲。「自分が皆さんにあまり見せない心の影の部分が、僕は実は音楽のルーツで。雨の中、悲しい気持ちを吐き出すように大きな声で歌っていた昔の自分の気持ちを歌に込めました。」と気持ちを明かし、披露。しっとりと雨のように降り注ぐ歌声を響かせた河野らしい1時間のライブに、観客からの拍手と「ありがとう~!」という歓声は止むことなく続いた。
『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』は2月2日(日)まで開催中
公式HPはこちらから