INI 歌で思いを届けるライブからアート展示まで幅広い演出を披露!『LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS』
2025.1.29 21:00▼INI 池﨑理人
公演名:『UP TO YOU。』会場:後楽園ホール
今回、池﨑は自身が制作した絵や作品の展示『UP TO YOU。』を開催。タイトルは直訳すると「貴方次第」で、この作品展、この世界の全てがそれぞれの受け取り方次第でどうにでも変わってくるという意味が込められている。池﨑は、自分にしかできないことを模索した結果、作品展という形を選択。「クリエイター“池﨑理人”の世界を楽しんでいただきたい」と意気込みを語った。
会場は「WAVES」「TOKYO」「DREAM」「LOUD」のゾーンに分かれており、それぞれのテーマに合わせた渾身の作品を展示。中には、INIの6TH シングル『THE FRAME』リリース時に池﨑がメンバーをフィギュアに見立てて描いたイラストを実際にフィギュア化した作品もあり、会場を訪れたMINIは1つ1つの作品をじっくり鑑賞していた。
公演のキービジュアルも池﨑が制作し、タイトルである『UP TO YOU。』という文字を、指でこちらを指しているようなデザインで映画のポスター風に仕上げている。1つだけ黒で表現されている指は「本当にこれを見ている貴方に言ってるよ!」という思いを表現。INIとして活動する中でも作品づくりに取り組む機会が増えている池﨑だが、今回の展示ではその才能を存分に発揮。
展示を終えた池﨑は「MINIの皆さんが自分の作品をじっくり見て感想をたくさん伝えてくれてとても励みになりました。正直、制作している時は大変だし孤独を感じますが、子供の頃からずっと絵を描くことが好きだったので、INIになった今こうして展示をできたことは人生のうれしいことランキング上位に入る経験でした」と喜びの気持ちを語った。
▼INI 藤牧京介
公演名:『lay a rail』会場:IMM THEATER
「レールを敷く」という意味の『lay a rail』には、「自分のやりたいことや進む道を、自分自身でしっかりと見極めて歩いていく」という意思が込められ、“今の自分ができること、やりたいこと”を最大限に詰め込んだライブにするために準備をしてきた藤牧。
INIのフレッシュな楽曲『New Day』からバンド編成でスタートし、4人のダンサーをバックに一糸乱れぬダンスで会場を温めた。曲中の振り付けでジャケットを脱ぎ、藤牧の肩がちらっと見えると「きゃー!」と大きな歓声が上がった。MCになると「普段はINIというグループで活動していますが、INIって聞いたことあるよって方いますか?」と笑いを誘い、「ひとりというのは楽しいけどめちゃくちゃ緊張しますね」と話しながら次のカバー曲へ。
カバーについて藤牧は「YouTube企画などで、色々な曲を歌わせていただいていていますが、自分たちの楽曲ができても、ほかの方の楽曲はリラックスできたり、自分の背中を押してくれることがあって。やっぱり歌の力ってすごいなと感じて、自分が背中を押してもらった曲を僕が歌うことによって、またほかの人の背中を押すきっかけになってくれたらいいなと思うので、今回は2曲用意しました。」とコメント。『決意の朝に』(Aqua Timez)と『みんな空の下』(絢香)をしっとりと歌い上げ、藤牧自身も感極まる場面も。
その後、事前に募集していた質問に答えるコーナーを実施し、藤牧らしいツッコミを交えながらMINIとトークを展開。続いて、Da-iCEの工藤大輝氏からの提供曲で藤牧が作詞した『Pay Back』を初披露し、拍手が沸き起こった。最後のあいさつでは「今回、ひとりで何かをする大切さや難しさを感じました。INIで活動することも大切だし、今は未熟でも藤牧京介個人としても勝負ができる存在になっていきたいです。これからも一緒に進んで行ってくれたらうれしいです」と思いを伝えた。藤牧がステージを後にすると、自身初のオリジナル楽曲である『生きること』が、モニターに映し出された直筆の歌詞と共に流れた。歌詞に込められた背中を押すメッセージが、藤牧の力強い文字に表れ、MINIの心に深く届いたソロステージとなった。
『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』は2月2日(日)まで開催中
公式HPはこちらから