JO1 Wonderlandや飛行機、ビンゴ大会まで! 各々のコンセプトでソロステージを演出 『LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS』
2025.1.29 20:45LAPONEグループ所属アーティストJO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUEの合同ライブ『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』が1月27日(月)に初日を迎えた。開催2日目となった28日(火)は、歌やダンスのスキルを魅せるライブに加え、アート展示、ビンゴ大会など個性的な演出が見られた。entaxでは2日目の、JO1・大平祥生、與那城奨、金城碧海、鶴房汐恩、佐藤景瑚のオフィシャルレポートをお届け。
『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』は東京ドームとその他周辺施設を舞台に開催中のLAPONEグループ所属アーティストJO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUEの合同ライブ。JO1とINIは、メンバー22名自らが企画・演出を考える特別なソロステージ『LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS』を開催中。
▼JO1 大平祥生
公演名:『ARTIST』会場:シアターGロッソ
大平のソロステージ『ARTIST』は、『Wonderland』の世界観で、演出・照明・楽曲制作・選曲・台本など、全てにおいて自ら考えを重ね、“新しい事をしたい、いつもと同じ姿だと面白くない”という思いでこだわりにこだわり抜いた公演に仕上がった。
開演時間になると、ステージにあしながおじさん“ヨル”が登場。「ここは大平祥生の脳内に広がる世界!いつもひとりでコンサートをしていたから…。君たちは記念すべき最初のお客さんさ!」と投げかけステージの世界へ導くと、この日のために用意したオリジナル曲『Wonderland』を初披露。続けて、ダンスパフォーマンスを展開すると、ウサギに扮したダンサーたちと共に軽やかでしなやかなダンスパフォーマンスで観客を魅了。
曲間は、アクターのお芝居で世界を繋ぎ、大平の考えたストーリーにワクワクが止まりません。そして、ピアノの音色が美しいバラード曲をしっとりと聴かせた。さらに、一息つきフリートークの時間を設けると、「人生で初めてネイルしてん。」と自慢げにネイルをJAM(JO1のファンネーム)に見せ、今日のソロステージを大平自身も楽しみにしていた様子を見せた。さらに、「髪色何にしてほしい?」と聞くと、「金髪」「白」「紫」「ピンク」「坊主!」などの声があがり、JAMとの会話を楽しんだ。そして、「うわ~終わっちゃう!イヤやな~」と名残惜しそうに話し、「イヤだ!」と客席へマイクを向けると、観客も「イヤだ!」とコール&レスポンスをする形になり、大平らしい天真爛漫さに笑いが起こった。
そして最後は、大平初めてのオリジナルソロ曲『Melak』を歌唱。今や大平の代名詞にもなり、ファンにも愛されているこの曲で、JAMも一緒に口ずさみ締めくくった。閉幕はウサギたちに誘われ、扉の奥へ帰っていくという演出で、最後までJO1の大平祥生という“ARTIST”の表現する音楽のコンサートを魅せつけた。
▼JO1 與那城奨
公演名:『Day by day』会場:IMM THEATER
グループでメインボーカルを務めている與那城は、1人の歌い手としての音楽を届けるべくソロステージを企画。
ステージのセンターに與那城が登場すると、早速JO1のユニット曲『Lied to you』をセルフカバー。やさしく伸びやかな歌声が会場に響き渡った。「『Day by day』へようこそ!一日一日を過ごしていく中で、僕自身も心掛けているんですが、あまり気負いすぎず過ごしていけたらという想いを込めました。ぜひ楽しんでいってください」と伝えた。ギターを手に、自身の大好きな曲だという『藍』(スキマスイッチ)をカバー。歌詞に感情を込めて、観客を引き込んだ。
與那城がHYの仲宗根泉とのデュエットでリリースしている『366日』を歌う際には、「今日は友達を呼んでいます!」と呼びかけ、JO1メンバーの河野純喜がサプライズ登場。二人の歌声が織りなすハーモニーに会場中が聴き入る場面も。『LOVE RAIN ~恋の雨~』(久保田利伸)では、リズムに乗って音楽を心から楽しむ二人と一緒に観客も体を揺らした。さらに與那城と河野でカバーし、YouTubeで公開している『Just Don‘t Know It Yet』(New Hope Club)では、河野のリクエストで1つのスタンドマイクを使って、時に肩を組みながら歌唱し、二人のコーラスが溶け込み合う1曲となった。
最後はファン待望の與那城初めてのオリジナル曲『約束』を披露。「デビューする前、大学生の頃、バイトをして、オーディションを受けて、諦めずにずっとやってもなかなか芽が出ない時期がありました。その時の想いを曲にしたいなと思い、歌詞を書きました」と語り、スクリーンには直筆の歌詞が映し出され、心に響く歌声に思わずJAMが涙する様子も。與那城なりの歌を届けるハートフルな時間となり、「これからも皆さんのために歌い続けたいと思います。」と頼もしくコメントし、ステージを締めくくった。