井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介ら豪華キャスト陣の出演が決定！映画『岸辺露伴は動かない懺悔室』

2025.1.28 19:30

高橋一生が主演を務める映画『岸辺露伴は動かない懺悔室』に井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介ら俳優陣の出演が決定し、コメントが到着した。

大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』。映画最新作となる本作で、イタリア・ヴェネツィアの教会を訪れた人気漫画家の岸辺露伴（高橋一生）に「懺悔室」で自らの犯した「あやまち」を告白する謎の男・田宮を演じるのは「アンナチュラル」（2018）や「最愛」（2021）、『ラストマイル』（2024）など話題作へ多数出演の井浦新。
また、ヴェネツィアの迷宮に露伴が迷い込むきっかけとなる仮面職人のマリア役には、女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルとして2019年まで活躍。女優としてTV・映画とジャンルを問わず活躍中の玉城ティナ。

田宮が告白する恐ろしい話のカギを握る浮浪者・ソトバ役をつとめるのは、演劇ユニット TEAM NACS メンバーとしてコミカルな役からシリアスな役を演じ分ける戸次重幸。
そしてそのソトバを死なせてしまったことで、不気味なほどの“幸運”に襲われる“呪い”をかけられてしまった水尾役を、連続テレビ小説「らんまん」、「アナウンサーたちの戦争」（2023）や「あのクズを殴ってやりたいんだ」（2024）などで話題の大東駿介が演じる。

出演が発表された4人からはコメントが到着している。

井浦新（田宮役）コメント

小学生の頃から読み続けている荒木飛呂彦先生の作品群。今の自分を形成する上で様々な影響と学びを受けて育ち、今も愛読し続けている特別なものです。星の数ほどマンガ原作の映像作品はありますが、私にとって荒木先生作品に参加することは、ただ嬉（うれ）しいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜（かんき）にも襲われています。

共演したキャストの皆さん、そして監督を始めとするスタッフの方々からも、現場では同じ様な“想い”が伝わってきていました。原作への愛に満ちた全身全霊の魂のぶつかり合いと、イタリアのスタッフの方々と心を通わせ支え合った敬意溢（あふ）れるクリエイションが、撮影地のヴェネツィアで毎日繰り広げられる幸（しあわ）せ。俳優という生業を続けてきて本当に良かったと感じる瞬間が、この作品にはたくさんありました。

早朝まだ誰もいない路地を歩いて支度場へ向かい、舟に乗り現場へ渡り、岸辺露伴の世界に生きる。それをひたすら繰り返し暮らしながら撮影した日々は、全てが大切な心の風景として刻まれています。愛と敬意でつくられた奇妙な物語から湧き上がる人間讃歌を、皆さんにスクリーンで覗（のぞ）き観していただける日が待ち遠しいです。

玉城ティナ（マリア役）コメント

家族。それは私にとって、生まれた時からそこにあった存在。今回の撮影を通じて、その意味を改めて考え直し、自分なりの答えを見つけることができました。宿命と運命の違いとは？幸（しあわ）せとは何か？ヴェネツィアの街でマリアとして立つとき、仮面やステンドグラス、陽の光までもが問いかけてくるようで。それに精一杯応えようと挑んだ日々でした。「岸辺露伴は動かない」シリーズの原点ともいえる作品に参加できたことを心から嬉（うれ）しく思っています。皆さん、本当にありがとうございました。この作品が、あなたにとって何を残すのか――とても楽しみです。

戸次重幸（ソトバ役）コメント

個人的に愛読させていただいている荒木飛呂彦先生原作の作品に出演！本当に光栄です！全編ヴェネツィアロケという贅沢（ぜいたく）な撮影も、夢のようでした。今回私は、スマホが顔認証してくれないほどのメイクをして臨んでいます。一つ心配事として、この情報解禁がなければ、この作品に私が出演していると誰も気付かないのでは？という不安があるほどです(笑)。
ただそれでも良いと思える程、役と作品に対して「これでもか！」というほど、拘（こだわ）らせていただきました。主演の高橋一生さんを筆頭に素晴らしい共演者の皆様、そしてスタッフの皆様の「熱意」と「作品愛」も素晴らしく、ぜひ多くの皆様にご覧いただけることを願っております！

大東駿介（水尾役）コメント

原作、ドラマのファンとして、岸辺露伴シリーズのルーツである『懺悔室』に参加出来ることを心から嬉（うれ）しく思います。僕としては日々壮絶なシーンの連続で、心を鎮めるために夜な夜なヴェネツィアの街を歩いていましたが、気付けばロケ地に足を運んでしまい、この美しい景色の中最高の環境で、逃れられない水尾の呪縛に身を置けることに、ゾクゾクとした心地良い幸福感を味わってきました。臓（ぞう）の奥から感情を吐き出して作品に残してきましたので、是非劇場でご覧頂きたいです。