乃木坂46・久保史緒里 1万2000人との文化祭に「夢を見ているようでした」 『久保史緒里の青春文化祭in横浜アリーナ』
2025.1.28 17:40会場を感動の渦に巻き込んだ後は、『軽音楽部』のwacciによるライブ。かねてより久保はwacciファンを公言しており、今回が初共演となった。そんなwacciは、『別の人の彼女になったよ』『感情』を披露。『感情』は久保が一番聴きたいといっていた曲で、ステージ袖ではなく、客席に座りライブを楽しんだ。ステージに戻った久保は、「私がただ大好きだという理由で来ていただいたんです。ありがとうございます!」とよろこびと感謝を伝える。
さらに「wacciさんの曲に支えられてきました」と言うと、Vocal / Guitarの橋口洋平も「僕たちはエゴサの鬼なのですが(笑)。番組でよく話題に出してくださったようで、それを見る度に僕たちも励まされてきました。今日、こうして会えてうれしいです」と久保に感謝していると明かした。そんな久保とwacciは、久保が特に好きな楽曲で「この曲がなかったら、今ここにいない」というほど思い入れのある『大丈夫』でコラボレーション。さらに「僕らも乃木坂46の楽曲を歌いたい!」とのwacciのリクエストで、『走れ!Bicycle』も一緒に歌唱。リスナーからの合いの手も入り、大いに盛り上がった。
音楽で会場を沸かせた後は、“笑い”へ。『お笑い研究会』のサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)が学ラン姿で登場し、これまでのコーナーで泣きすぎている久保をからかったり、イベントグッズのアパレルに大きいサイズがない、などのトークを展開する。そこにセーラー服に着替えた久保も加わり、同郷ということで「東北楽天ゴールデンイーグルス」についても話が及んだ。そんな久保とサンドウィッチマンは、一緒にコントをすることに。
だが、サンドウィッチマンはイベント前にニッポン放送の『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』の生放送に出演しておりリハーサルに参加できていなかったことから、久保は「いきなり(コントを合わせること)なんてできない!」と不安を吐露(とろ)する。しかし、努力家の久保。その場でコントの流れを覚え、見事なやりとりを披露。快感を覚えた久保はサンドウィッチマンの持ちネタ『ハイジャック』にまで参加し、会場を笑いに包んだ。
続いての『演劇部』では、久保と映画『リバー、流れないでよ』や舞台『夜は短し歩けよ乙女』などで馴染みのある上田誠(ヨーロッパ企画)の作・演出による新作書き下ろし公演を古田新太、ヨーロッパ企画のメンバーとともに披露した。
『クボータイムマシン・ブルース』~あらすじ~
青春文化祭を機嫌よくやっていた久保史緒里。そこへ現れたタイムマシン。乗っていたのは、未来の久保史緒里(古田新太)だった! 未来の久保は妖怪化しており、「こうなってしまったのは、本当の青春を味わってこなかったから」だという。こんなイベントはまやかしだと、未来の久保が指し示した方向には、かつて久保が通うはずだった高校と、その生徒たち(ヨーロッパ企画メンバー)が。久保は「本物の青春」を味わうべく、タイムマシンで過去へ向かう。