川口春奈主演『アンサンブル』第2話　まさかのラストにSNS衝撃「ゾッとしてる」「一気にサスペンス…」

一方、真戸原は10年も一緒にいたにもかかわらず、過去を強く否定する兼木の態度に違和感を覚え、もっと調べたいと瀬奈へ訴えるが、8年前の失恋と重ね合わせた瀬奈は、「今まで過ごしてきた時間が無駄だと思う兼木の気持ちがよくわかる」といい、心を閉ざしてしまう。

裁判当日。実は兼木は10年前から探偵に依頼し、真弓の浮気に気づいていた事実が判明。真戸原は、「なぜ今まで真弓へ浮気を追及しなかったのか」と問うが、兼木は黙り込んでしまう。一方で、真弓は10年前の浮気の事実を認め、深く後悔していることや、兼木とやり直したいと思って不妊治療を続けていたことを明かす。そのことを知った兼木は動揺するのだった。

裁判が終わり、10年前から浮気を知っていたにもかかわらず、今になって真弓を訴えた理由を瀬奈に話す兼木。それは愛する真弓と別れたくない思いから、「過去の浮気を認めさせれば、離婚を切り出されないと思った」のだという。そして2人で過ごしてきた10年間を信じることができなかった自分が悪いと涙を流して―。この裁判でお互いの気持ちを知った兼木と真弓は無事に和解へと進むのだった。

実は、兼木が10年前に探偵に調査依頼をしていたことがわかったのは、真戸原によるリサーチがきっかけだった。「過ごしてきた時間が無駄だったと小山さんに思ってほしくなかったので」と話す真戸原に、何も言い返せなくなる瀬奈。

数日後。毎年必ず行っていた母の誕生日祝いを断り、瀬奈は元恋人・宇井（田中圭）と会うことに。しかし、そこで宇井に娘がいるという事実を知ってしまい衝動的に逃げ出してしまう。