スザンヌが熊本で老舗旅館をリニューアルしカフェに…人生をかけた挑戦に密着！

ところが問題なのはリニューアルにかかる費用。建築デザイナーに見積もってもらったところ、何と2億円かかるとのこと。スザンヌの予算は7500万円なので、購入金額2400万円も含めると約1億5000万円のオーバーだ。まずはカフェだけでもオープンさせたいと見積もりを出すと、必要な費用は8000万円。こちらも予算オーバーだが、計画を進めることに。

激しく劣化し、シロアリの被害にもあっていた龍栄荘。リフォームは難航するが、スザンヌには復活を見せたい人が。それは龍栄荘の元オーナーである久家久隆（くげひさたか）さん。久家さんは「龍栄荘をそのまま残したいと聞いたとき、本当にうれしかった」と目をうるませる。

カフェのオープンに向けて、メニューも用意していく。河内町の名産であるみかんを使ったフレンチトーストや、阿蘇（あそ）どんぐりポークの豚汁を用意。そして12月のオープン日。龍栄荘には何と1500人もの来客が。豚汁も好評で300杯も売れるほどの大人気だった。

「たくさんの人が集まるっていう夢がかなった」と感極まった様子のスザンヌ。旅館と温泉のリニューアルも目指すスザンヌの挑戦はまだまだ続く。

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写真提供：（C）日テレ