『魔法騎士レイアース』主演声優・椎名へきる、エモすぎた30周年記念ライブ 往年の名曲に“ヒカリモノ”解禁も!
2025.1.28 17:30ここからはバンドの演奏タイムへ!椎名へきるライブではお馴染みのメンバーによる生演奏で、ギター、キーボード、ベース、ドラムと各々のサウンドにどっぷりと浸れるこの時間。これを楽しみに彼女のライブに来ているファンも多いのでは。
特に今回は、へきるバンドに初参戦のドラマー・SIONの勢いまっしぐらに畳み掛けるドラムは圧巻の一言に尽きた。歴戦のライブ猛者であるへきるファンをも唸らせるパフォーマンスには、この日ひときわ大きな拍手喝采があがっていた。
衣装チェンジして登場すると、ドラムビートが気持ちいい『Let me sing with soul』でさらに会場のボルテージをあげていく。ここですかさず『Baby blue eyes』の収録曲、『誰のせいでもない』と『infinity』をぶち込むと、前回の30周年記念ライブ第1弾にはなかった楽曲に思わずエモさで唸ったファンもいただろう。MCでは「フルバンドで『infinity』を歌うのは25年ぶり?!」と自身でも驚きの表情を見せていた。
そこから当時を思い出すかのように語り、「20代30代って、社会に揉まれて激動の時代だと思う。いっぱい吸収しなければいけないこともあって、でも求められることも多くて、とにかく走り抜けた時代だった。もう無理です!を何度も何度も何度も経験していくうちに、次第にできるようになっていき、やらせていただきます!の境地にも至った」と──最後は笑いも交えつつ語っていたが、声優初の日本武道館公演やこれまで通算460本を超えるライブを成し遂げるなど、数々の快挙と挑戦と繰り返してきた彼女だからこその言葉は、重みがまた一層増していた。
そのまま、バンドメンバーの紹介へ。ファンにはお馴染みのへきるバンドのメンバーである、斉藤”JAKE” 慎吾、木村”dog” 建、堀川真理夫、そして、川村ケン。文字起こしするのは割愛させていただくが、バンドメンバーとへきるとのあまりにも楽しい掛け合いは、ぜひ会場でお楽しみいただきたい。
そして、ここで初参戦のドラマー・SIONが、ベース・堀川真理夫の息子であると初発表されると会場にどよめきが。へきるバンドも親子二世代に渡る活躍になるとは、30周年恐るべし。
あっという間に時間は過ぎ、ラストスパートへ。昨年発売したアルバム『HARMONY STAR』からカバー楽曲『ブルーウォーター』と『JUST COMUNICATION』を爽やかに歌いあげると、最後に会場全体を巻き込んで気合いを入れて『One』に突入!熟練のコール&レスポンスが楽曲に乗り、とても気持ちいい。
「心をひとつにしてください!」の呼びかけには、この日1番の雄叫びがあがり、勢いそのままにラストの『風が吹く丘』へ。爽やかな楽曲の中に、「もうライブが終わってしまう」という少しの寂しさと「あぁ、やっぱり椎名へきるのライブは最高に懐かしくて楽しい」という多幸感が重なっていく。銀テープが舞い上がりフィニッシュを迎えると「ありがとう!」とへきるはステージを去っていった。
観客の熱い「へきる」コールに迎えられ、へきるが再びステージに登場。『Baby blue eyes』の当時のジャケット写真を使ったライブTシャツにチェンジして、自身が主人公・獅堂光を演じたアニメ『魔法騎士レイアース』オープニングテーマ『ゆずれない願い』を披露。昨年発売のアルバム『HARMONY STAR』で初めてカバーしたばかりの楽曲だが、これからのライブの定番曲になるのではと思うほどすでにモノにしていた。
そして、ラストを飾ったのは『Graduater』。ビートに乗せて会場全体が揺れ、熱い感動に包まれライブは大盛況のうちに幕を閉じた。
最後の挨拶では「今日のメンバーを改めて紹介させてください」とへきるが言い、バンドメンバーひとりひとりを紹介する暖かい空間に。そして最後に「椎名へきるとみなさんでした!」と会場にいるファンも含め、”全員”で走り抜けた30周年記念第2弾ライブを締めくくった。
これが全員で作り上げる、30年間で彼女とファンたちが作り上げてきた椎名へきるのライブなのだ。まだまだ続く椎名へきるの30周年アニバーサリーイヤーからますます目を離せない。
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