日向坂46イチの泣き虫・東村芽依が卒業!9年間を振り返る「アイドル向いてないかもって思ったり…」
2025.1.27 20:00日向坂46の東村芽依の卒業セレモニーが、1月25日(土)幕張イベントホールで開催された。日向坂46の前身グループ・けやき坂46(通称・ひらがなけやき)の一期生として、2016年にデビューした東村。「猫」と自称するほどの猫キャラに加え、「5歳児」とも呼ばれる天真爛漫な言動で、グループ内外の人々に愛されてきた。また、本物の猫を思わせる身体能力の高さをいかして「SASUKE」にも挑戦するなど、日向坂46の多面的な魅力の一翼を担ったメンバーでもある。(以下、オフィシャルレポート)
◆『東村男前軍団』『小坂の懐入り隊』『山口家連れ込み隊』『チーム無所属』
最初のバラエティブロックは、グループの冠番組『日向坂で会いましょう』とコラボ。東村を慕う『東村男前軍団』、小坂菜緒と仲良くなりたい『小坂の懐入り隊』、山口陽世が自宅に招きたい『山口家連れ込み隊』、そして『チーム無所属』の4チームに分かれて2ゲームで競った。
最初のゲームは、東村の「SASUKEっぽいことがしたいねん」というリクエストに応えて企画された、障害物リレー。猫耳を着けて「にゃー」しか言えないという状態で、メンバーたちは平行棒や、イチゴの被り物キャッチに挑戦した。勝利したのは、東村が率いる『東村男前軍団』。
続いてはホームラン対決。最多となる10本のホームランを放って優勝したのは、東村。そして総合優勝も『東村男前軍団』に決定。勝利者特典の『金の猫耳』を装着し、ソーラン節ならぬ『ソーにゃん節』をセンターステージで踊った。ファンも「ソーにゃん、ソーにゃん」と大コールを送り、会場に笑顔が溢れる時間になった。
ライブブロックの1曲目は、東村が初センターを務めた一期生曲『どうする?どうする?どうする?』。彼女の代表曲とも言える曲を、全メンバーでパフォーマンスした。続く『君に話しておきたいこと』では、間奏でメンバーたちが「にゃー」というコールを入れて歌った。
ここで短いMCを挟む。河田陽菜は、ピンクが好きな東村のグッズを身に着けたファンを見て、「いつもよりみなさんがすごいピンクで。ラブリーでかわいいなと思って」と、独特の語り口で評した。
◆パフォーマンスレア曲『ノックをするな!』披露!
次は東村が歌ってきたユニット曲を3曲続けて披露。『Cage』を金村美玖、河田陽菜と、『ノックをするな!』を高瀬愛奈、富田鈴花、髙橋未来虹、石塚瑶季と、『10秒天使』を佐々木美玲、河田陽菜、松田好花と、ワンコーラスずつ歌った。
MCでは、『ノックをするな!』に参加した高瀬が、「この『ノックをするな!』ってあんまりパフォーマンスされてこなかったので、ついにここで披露できたのがすごい良かったです」と感想を語った。
ここからは、期別の楽曲に東村が参加するスペシャルパフォーマンス。まずは、東村を慕う四期生の藤嶌果歩がセンターを務める『見たことない魔物』。そして「めいちごさんをジャムにしよー!」という掛け声から、三期生曲『この夏をジャムにしよう』。
続く二期生曲『世界にはThank you!が溢れている』では、最後に東村を囲んで大きなハートを作った。そして一期生と『夏色のミュール』を歌唱。この楽曲は、東村の発案で発表当時の衣装を着て踊った。
MCでは、男前な一面を持つ東村が、BBQをした際に荷物を持ってくれたエピソードを山下葉留花が語り、「永遠に男前」「背中おっきすぎて、ほんと壁のような」と、目を輝かせて称えた。
ライブブロック最後の曲は、日向坂46の4thシングル表題曲『ソンナコトナイヨ』。たびたびライブで東村がセンターを務めた楽曲で、歌唱中はファンが「めいめいー!」と大コールした。ここで本編が終了。
◆アンコールではこれまでを振り返るVTRが…
アンコール明けには、東村のこれまでの活動における印象的なシーンに、本人からのメッセージを載せたVTRが流された。
「泣き虫な私へ。小さな頃から体を動かすことや走ることが大好きな子どもだったね。でも、泣き虫でした。ひらがなけやきのオーディションを受けたのは、そんな自分を変えたかったから。でも、やっぱり、よく泣いちゃいました。
そんな泣き虫だった自分に悩んだ時もあったけど、メンバーがいつも近くにいてくれました。みんなと一緒にいると、安心して甘えちゃう自分がいました。坂道を駆け上がるグループ活動の中で、私が自信を持てたこと。それは、ダンスを踊ること。踊っている時だけは涙を流さなかったよね。だから、私はみんなと踊る瞬間が大好きでした。
泣き虫だった私へ。たくさん泣いちゃったけど、ずーっと楽しかったよね。東村芽依より」