水原希子、⻘⽊崇⾼ら登場!雑誌「Pen」大型イベント『Welcome to Pen 2025 CREATORS FES.』
2025.1.27 18:20アート、ファッション、⾳楽、映画、テクノロジーなど様々なカルチャーシーンを届けてきた雑誌「Pen」。その初となる大型イベント『Welcome to Pen 2025 CREATORS FES.』が1⽉25⽇(⼟)に東京・虎ノ門で開催され、水原希子、⻘⽊崇⾼が登場した。本イベントは、「上質な日常を提案する」というコンセプトと世のなかのあらゆるクリエイションをリスペクトする姿勢のもと、特別な上映会、トークショー、音楽ライブなどを企画。
■「ウイスキペディア×Pen『ウイスキートーク』 Sponsored by saketry」
BSフジで放送中の番組『ウイスキペディア』5周年を記念した特別セッション。イベントには、特別番組でナレーターを務める⻘⽊崇⾼、マスター役として出演する倉⽥英⼆、さらに『Pen』のオフィシャルコラムニストも務めるウイスキージャーナリスト・⻄⽥嘉孝をゲストに迎え、熱いウイスキートークが繰り広げられた。
普段からウイスキー蒸留所に訪れるほどの愛好家として知られる⻘⽊は、「⼗数年前、撮影で京都に訪れた際に⾏ったバーで飲んだウイスキーが、激震が⾛るほどおいしかったんです。最近は、ブレンデッドウイスキーを使⽤したハイボールの上に、そのウイスキーのシングルモルトを表⾯に垂らして飲む”スーパーハイボール”という飲み⽅にハマって楽しんでいます」と、⾃⾝のこだわりを披露。これに対し、⻄⽥は「すごいこだわりですね…美味しそう!」と驚きの声を上げ、⻘⽊の情熱や愛に観客も引き込まれてた。
さらに、ウイスキーペディア開始当初からマスターを務める倉⽥は、「実は、5年前にウイスキペディアがスタートした頃は、ウイスキーは⼀切飲んでなく、ビール星⼈と呼ばれるくらいビールばかり飲んでいたんです」と告⽩。その後、ウイスキーにハマったことで、「ウイスキーが⾊んな⼈を繋(つな)いでくれて、友だちが沢⼭できたんです。皆さんにもぜひウイスキーを趣味にしてほしいですね」とウイスキーの楽しさを強調した。5年間にわたる番組の歴史とゲストたちのウイスキー愛に満ちたトークに、会場は終始盛り上がりを⾒せていた。
■「蓮沼執太&コーネリアス Pen×Haruomi Hosono Revisited Special Live & Talk」
『Pen』1⽉号「細野晴⾂と仲間たち」では、細野晴⾂と縁の深い⽔原希⼦、⽔原佑果姉妹とのトークが実現した。⽔原姉妹が初めて⾜を運んだ細野のライブは、「2017年に⾹港や台湾で⾏われた細野さんのライブツアーの時」と話し、さらに遡ると⽔原希⼦が初映画出演作『ノルウェイの森』での共演が初めてだった。⽔原希⼦は「初めてのお芝居だったのでてんやわんやしていて、細野さんは、そんな私を レコード屋さんの店⻑役として⾒ていたんだと思います」と、意外な縁を明かした。
⼀⽅、細野は「うーん、覚えてないですよ(笑)。でも縁があるんです。海外のライブまで来てもらって、今考えるとすごく不思議です」と⽔原姉妹との思い出を振り返った。⽔原姉妹は、細野のラジオ番組に何度か出演しており、周りからも嫉妬されるくらい仲良しとのこと。
雑誌『Pen』での特集について⽔原希⼦の感想をきいた細野は、「皆さんのコメントにお世辞を感じました(笑)でも2⼈はね、すごく⾳楽の趣味がいいんですよ」と語り、これに対して⽔原希⼦は「あれはお世辞じゃないです!でも趣味がいいなんてもうこれ以上の褒め⾔葉も本当にないです。もうとろけてしまいそうです。うれしい。」と仲むずまじい姿をみせた。
トークショー後には、スペシャルライブが⾏われ、昨年デビュー55周年を迎えたミュージシャン細野を敬愛する⾳楽家・蓮沼執太と⼩⼭⽥圭吾(コーネリアス)、さらにゴンドウトモヒコが特別参加。豪華なミュージシャンによるライブが⾏われ、会場中に響き渡る歌声で観客を魅了し、美しい⾳楽とともにフィナーレを迎えた。
このほかにも、押⼭清⾼(アニメーション監督)、ネルホル(アーティスト)、⽑利悠⼦(アーティスト)、吉⽥恵⾥⾹(脚本家)、⾓野隼⽃(ピアニスト)の5組が受賞した「Pen CREATOR AWARDS 2024 授賞式」や、押⼭と漫画編集者で原作の担当を務めた林⼠平が登壇した「映画『ルックバック』トークセッション」なども行われた。
■フォトコール / 囲み取材
【⻘⽊崇⾼】
━━今回のイベントいかがでしたか?イベントの中でおすすめとしてお話ししていたスーパーハイボールは普通のハイボールとの違いを教えてください。
本当に楽しかったです。クリエイターのことまで考えてお話しできることはイベントならではを感じました。スーパーハイボールは普通のハイボールと⽐べて気分がよくなるに限る…!イベント中で最前列にいらっしゃった⽅も、「うまそう」って⾔っていて、こんなイベントないですよね。めちゃめちゃうれしかったです。
━━⻘⽊さんといえばアウトドアのイメージが強いのですが、『Pen』のコンセプト「上質な⽇常を提案する」を体現するような、⽇常のこだわりはありますか。
これといったものはないですが、 せっかくだったらこれやってみようっていうのは結構⾮常に気を付けています。普段慣れてるものでも、例えば地⽅に⾏って、その⼟地の⾷べ物をせっかくだったらこれちょっとトライしようよとか、あと 1歩あとちょっと 1 歩だけ遠くまで⾏ってこれやってみようよとか、 その結果は別にどうであって、全然よくて。⾏かなくてもよかったなとか、いや頼まなくてもよかったな、いつも頼んでるやつの⽅が良かったなでもそれはそれで、⾊々経験してチャレンジしていくっていうと、なんか⾯⽩いかなと。それがトータルで⾔うと上質で、豊かな⼈⽣につながってくるんじゃないかなと思います。
━━2025 年チャレンジしてみたいはありますか?
今回のイベントにもありますが、いろんな分野のクリエイターの⽅だったりいろんな⾯⽩い物作りをされてる⽅と出会いたいです。そういう業種の⽅も含めて覚えてみたり、せっかくこういった場をいただいたので、本当にありがたいと思いますし、いろんな⽅といろんな感性の感覚とかを共有したりとか、学ばせていただけたらなと思います。そこに対してはどんどん積極的に動いていきたいです。
【⽔原希⼦ / ⽔原佑果】
━━細野さんは付き合いも⻑いと思いますが、改めてお⼆⼈にとって細野さんはどういう存在ですか?
希⼦:私にとって「⽣きる神様」のような存在で、いつでも細野さんが作ってきた様々な⾳楽がそばにありました。悩んでいる時や⼈⽣の⼤切なポイントで、考えさせられたり、これでいいんだという神聖な気持ちにさせてくれます。でも実際にお会いすると、いつもとても優しく受け⼊れてくださり、とても⼤好きな存在です。
━━⼆⼈とも最初から⼤好きな存在だったとのことですが、きっかけはなんですか?
佑果:コロナ前の⾹港・台湾のツアーに2⼈で⾏ったことがきっかけで、仲良くさせていただくことになりました。
希⼦:実は私のデビュー作の『ノルウェイの森』という映画のレコード屋の店⻑役として細野さんが出演されていて、デビュー当初からそばにいらっしゃっていたんです。その時私は⾃分のお芝居にいっぱいいっぱいだったこともあって気づかなかったんですけど、実はそういう不思議な縁があると感じています。
━━細野さんとの思い出を教えてください。
佑果:去年バリ島のポテトヘッドという場所でコロナ明け初めての細野さんのライブがあったんですが、すごく元気で活⼒のある演奏をしてらっしゃって、それが本当に幸せな瞬間でした。インドネシアの⽅もすごく細野さんのことが⼤好きで、⽇本のみならず世界中の⽅に⼈気なんだと改めて感じましたし、間近で海外のファンが細野さんのことを待っていたという、その熱気を感じられたことはうれしかったです。
希⼦:イギリスのロンドンとブライトンで細野さんが坂本⿓⼀さんらとライブされる機会があって、これは駆けつけなければならない!と思い⼀ファンとして⾏ったのですが、なぜか⼀緒に歌って欲しいということになってしまったことがあります。その時、私たちは本当に旅⾏気分でいっていたんですが、なぜか急にホテルで毎晩歌の練習をすることになりました。そして毎⽇ホテルで頑張る⽇々を過ごした後、ブライトンのステージに⽴たせてもらいました。本当に緊張したんですが、本当にすごい体験をさせていただいて、⼈⽣何があるかわからないなとすごく思いました。その時がおそらく海外での最後のライブということもあり、その瞬間を過ごしたということが本当に宝物なんです。
━━今回『Pen』のイベントということで、『Pen』のテーマコンセプトの「最上質な⽇常を提供する」にちなんで、お⼆⼈の⽇常のこだわりがあれば教えてください。
佑果:街を歩いているとき、普段はイヤホンをつけて歩いていることが多いんですが、最近は外して⾵の⾳や川のせせらぎとかの⾃然の⾳を聞くことで⾃分の体がリラックスしているなと感じます。今この瞬間瞬間を⽣きてると感じるのがいいなと思って、公園に⾏ったり、⿃のさえずりを聞いたり、そういう⽇が楽しいです。
希⼦:最近は⾃分の体っていうものをすごい⼤事にしたいなと思って、⾃分の体の声を聞くことを⼤事にしています。半年前にヨガを始めて 1 ⽇20分のヨガを毎⽇続けているんですが、本当に⾃分の体調のことがわかったりだとか、 体がどんどん開く感じだったりだとか、それこそ、モデルやってる時とかでも、ポージング取る時に、どこまで⾃分で動けるかっていうことがわかってくるので、それがすごい⾃信につながったりするので、⾃分の⼼と精神をつなげることを⼼がけて毎⽇を過ごしてます。
━━今⽇のお⼆⼈のファッションが全然違うと思うんですが、ポイントがあれば教えてください。
実はスカートが違うように⾒えて同じで、⾊違いなんです。私たちの友達のブランドのものを着ています。実はここに漢字「愛」と書いてあるので、「愛」をオシャレに着こなしてみました。こっちは(佑果の服)は少しスポーティーでアクセントのある感じです。
━━2025年に何かお⼆⼈がチャレンジしたいことはありますか?
希⼦:私はヴィパッサナー瞑想(めいそう)というものをすごいやりたいです。ヴィパッサナー瞑想は10⽇間くらいあっ て、誰とも話さない瞑想でちょっと修⾏みたいな感じなんですけど、細野さんの昔の雑誌インタビューで瞑想の仕⽅書いてあって、それをやってみたらすごく良くて、特にヨガやった後とかすごくリフレッシュになります。なので瞑想マスターになりたいです。ヨガマスターにもなりたいです。
『Welcome to Pen 2025 CREATORS FES.」
1⽉25⽇(⼟)開催
Pen CREATOR AWARDS 2024 授賞式:
押⼭清⾼(アニメーション監督)/ネルホル(アーティスト)
映画『ルックバック』トークセッション:
押⼭清⾼/林⼠平(漫画編集者)/蓮⾒翔(ダウ 90000)
映画『ジェネレイドスコープ』先出し映像公開&トークセッション:
安達寛⾼/曽根剛/⼭⼝ヒロキ
ウイスキペディア×Pen「ウイスキートーク」:
⻘⽊崇⾼/倉⽥英⼆/⻄⽥嘉孝(ウイスキージャーナリスト)
⼩川哲×⼤森時⽣トークショー「現実と虚構」:
⼩川哲/⼤森時⽣
蓮沼執太&⼩⼭⽥圭吾(コーネリアス) Pen × Haruomi Hosono Revisited Special Live & Talk:
蓮沼執太/⼩⼭⽥圭吾(コーネリアス) /細野晴⾂/⽔原希⼦/⽔原佑果