宮野真守「最高は更新できる」 アーティスト15周年の節目を越え、次なる進化へ──『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 〜DRESSING!〜』
2025.1.27 18:10スクリーンには毎回のライブで恒例となっている幕間映像として『ノンフィクショニング』と題したフェイクドキュメンタリーが流される。今回のライブに臨むにあたり“衣装のデザインに悩んでいる宮野”が終始描かれ、宮野の旧知の仲の俳優・髙木俊との古着屋を舞台にしたコミカルな衣装提案のやりとりや、“YOKO FUCHIGAMI”の一風変わった激励コメントなど意外な展開のオンパレードに会場は常に驚きと笑いに包まれる。
映像内で締めくくられた“宮野真守の出した答えとは?”のアンサーとして、再び宮野がステージに登場する。披露されたのは今回のライブツアーでサプライズ披露された新曲『繭』。今回のツアーの衣装でもひときわ異彩を放つその姿に会場中が息を飲まれる。

『繭』ともリンクし、宮野を包み込むその姿は常に進化をし続ける宮野の1つの答えのように見える。そのままの流れで『DISCOTIQUE09』を小気味よく歌い上げ、続く『The Battle』では衣装の一部を外し、身軽に全身を表現できるような姿に。

ユニークな振り付けで会場と一体感を楽しんだ後は『Evolve』へと続き、『DREAM FIGHTER』へ。イントロ部分を歌い上げるとツアーファイナルだけのサプライズが──。宮野が声を担当する“ウルトラマンゼロ”の宿敵“ウルトラマンベリアル”が突如として登場し、その会場のピンチに “ウルトラマンゼロ”が 駆けつけ、まさにヒーローショーさながらのステージが繰り広げられる(現在、“ウルトラマンゼロ”は15周年企画を実施中)。

彼らの動向に注目が集まるが、宮野の仲裁もあり、まさかの楽曲を一緒に盛り上げる展開に。恒例となっている会場とのコール&レスポンスパートをこれまで以上に盛り上げ、会場とのやりとりに常に笑いの絶えないステージに。
