静岡県浜松市の砂地が育む新玉ねぎ『プレミアムホワイト』 春を先取りする甘さに詰まった名人のこだわりとは
2025.1.25 19:00タレントの柏木由紀が1月25日放送の『満天☆青空レストラン』にゲスト出演。MCの宮川大輔とともに静岡県浜松市を訪れ、名人の畑で春を先取りする純白の新玉ねぎ『プレミアムホワイト』の魅力に迫った。
プレミアムな食材を求めて、日本三大砂丘とも言われる、中田島砂丘が広がる街から始まった今回の放送。そもそも一般的に通年で見られる玉ねぎは、収穫後に乾燥させて保存性を高めたもので、水分を多く含む新鮮な状態で出荷されるものを新玉ねぎと呼ぶ。
この日の食材を聞いた柏木が「早くても春のイメージ」とリアクションした通り、一般的な玉ねぎは3月~5月が収穫の最盛期だが、浜松市では農家が日本一早い新玉ねぎを目指し切磋琢磨(せっさたくま)した結果、通常より2か月早い12月〜1月の収穫を実現したそうだ。
早速名人の畑へと向かった一行は、白い軸から青々とした葉が伸びたプレミアムホワイトを発見。名人は早期収穫のポイントとして「砂が大事」と語り、もともと砂丘だったこの土地ならではの栽培方法について解説した。
温度の変化に対応して熱しやすく冷めやすい砂地は、日照時間が全国トップクラスの浜松市の気候と相性抜群だそうで、冬でもより温かい環境を整えることができるのだとか。さらに名人は、砂に黒いビニールシートを張り、夜でも温度を保つ工夫をしていた。
砂を使うメリットは水はけの良さにもいかされ、プレミアムホワイトは常に浄化された砂地で、ミネラル豊富な水分を吸うことができる。名人は週に1回の水やりを行い、みずみずしいプレミアムホワイトを栽培しているそうだ。
名人からの解説を受け、収穫に挑戦した柏木は、一般的な黄玉ねぎと異なり、白く輝くプレミアムホワイトの見た目に驚いた。黄玉ねぎは辛みが強いため加熱調理に向いているというが、プレミアムホワイトをはじめとする白玉ねぎは、平べったい形が特徴で水分量が多いため辛みが少ないのだとか。
1週間ほどしか保存できないというプレミアムホワイトに合わせて、名人は玉ねぎを朝採りし、昼には地元の直販サイトで販売するために出荷。最短で翌日の朝に新鮮な状態で届けられるようこだわっていると明かした。