アニメ『この会社に好きな人がいます』「声優さんたちが本当に楽しそうに演じてくれて…」武市監督の印象的なシーンとは

2025.1.24 16:00

2025年1月6日(月)より放送がスタートしたTVアニメ『この会社に好きな人がいます』。原作は、講談社「モーニング」で連載され累計110万部(電子含む)を突破した、榎本あかまる氏の社会人恋愛漫画。entaxではアニメの監督を務めた武市直子監督にインタビュー。アニメ制作でのこだわりポイントから、アフレコでの印象的なシーンまで教えてくれた。

本作はお菓子メーカーに同期入社した、経理部に勤める生真面目アラサー男子・立石真直(たていし ますぐ)と企画部で働く勝気な女子・三ツ谷結衣(みつや ゆい)が主人公。周囲から「犬猿の仲」だと認識されているふたりが、実はお互い惹(ひ)かれていて…!?秘密厳守な恋が燃え上がる、スリルあふれる大人のオフィスラブストーリー。

――アニメを制作する上で、気をつけた部分について教えてください。

この物語はラブコメなので楽しい雰囲気を大切にしています。ただ、社会人の恋愛というテーマにもあうように、大人っぽさも出すようにしました。そして登場人物たちが社会人であることから、きちんと働いている姿も見せることを心がけました。

特に恋愛と社会人生活、この2つのバランスを取ることを意識しました。例えば、コミカルなシーンは本当にコミカルに、2人中心の甘い雰囲気を出しています!ラブコメという特性を活かして、デフォルメキャラクターを使ったり、可愛らしさを強調したりもしました。一方で、真面目な話をするシーンもあるので、そこはしっかりと雰囲気を作り込んでいます。色々な要素をうまく統一して、作品全体の流れを崩さないよう心掛けました。

立石真直(CV. 山下誠一郎)

――OPとED映像でこだわった点を教えてください。

OPは結衣の目線で作り、EDは立石の目線で作るという方針を最初に立てました。OPは朝起きるところから始まり、会社に行くまでの流れを組み立てています。前日に悲しいことがあったけれど、それでも元気いっぱい会社に向かうところを表現しています。細かなところなのですが、結衣と立石の関係性が見えるような小物を置いたりしています!

EDは仕事が終わって帰宅する立石の様子を描いています。結衣とバラバラに帰っても1日の終わりは「おやすみ」とメッセージを送りあって終わります。視聴者の皆さんにも、「今週も観終わったなぁ、じゃあ寝るか」と穏やかな気持ちで布団に入ってもらえたらうれしいです!

三ツ谷結衣(CV.宮本侑芽)
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