日本の伝統芸能・神楽を舞うためにドイツからやってきた女性も! 『ダーツの旅』は広島県高宮町へ

2025.1.24 10:30

1月22日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』では、広島県北部の町に行くことに。伝統芸能の神楽に魅せられたという外国人女性が登場した。

恒例企画の『日本列島ダーツの旅』で今回矢が刺さったのは広島県北部の町・高宮町(現・安芸高田市高宮町)。安芸高田市といえば、東京都知事候補として立候補した石丸伸二氏がかつて市長を務めていたことでも知られるところだ。

まず出会った野球チームの中学生たちはひょうきん者ぞろいで、様々なモノマネなどの一発芸を披露してロケスタッフを笑わせてくれていた。

その後、民家の玄関先でタバコを吸いながら一息ついていた男性に声をかけると、実はこの方も野球と縁の深い方だった。片岡さんというこの男性は東京経済大学の野球部に入っていたそうで、当時は打率、ホームラン、盗塁といったタイトルを総なめにしていたほどの名選手だったという。卒業後は同じ野球部で監督を務め、何度もチームを優勝に導いていたという。実はプロからも声をかけられていたそうだが、長男だったため家業を継がなければならず、やむなく地元に戻ってきたのだという。「もし入っていたら…」というスタッフからの問いかけに「まぁホームラン王は獲っただろうね」と笑顔で語ってくれた。

夜、町の集会所を訪れると、そこではこの地方に伝わる伝統芸能・神楽の練習が行われていた。地元の方々が練習に励む中に外国人の女性を発見したスタッフは声をかけてみることに。聞くとサラさんという彼女はドイツから来たそうで、神楽をやるためにこの町にやってきたのだという。

高校卒業後、ボランティアプログラムで来日したサラさんは、広島県の幼稚園で勤務していた時に子供の神楽団が神楽を舞っているのを見たそうで「説明ができないけど、心がふわぁってなって…」と一瞬で心をつかまれてしまったそう。

「歌舞伎とかいろいろ見ましたけど、神楽が1番です」というサラさんは、神楽がやりたいという思いを抱きつつ、一旦帰国し、ツーリズムの専門学校を卒業後に再来日して東京の旅行会社に就職。約6年東京で暮らし、その後は広島に移り住み、最近になってようやくこの町の神楽団へと加わることができたのだという。いずれは般若になる姫の役をやってみたいそうで、自身と重なる要素として「外は美人だけど、お腹は鬼かな」と冗談を飛ばしていた。

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写真提供:(C)日テレ

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