強いうま味が魅力の三陸ムール貝を使った料理にロッチ・コカドケンタロウは相方との思い出の味を思い出すも「それの100倍おいしい」

3品目は、幼少期からおやつとしてムール貝を食べていたという名人が、思い出の一杯として、自ら『三陸ムール貝の味噌汁』を披露。ムール貝と地元の仙台味噌をミキサーにかけてペーストにすると、試食した宮川も「後味ちょっとフルーティーな」と反応したムール味噌が完成。この味噌と、地元の伝統野菜『河北せり』を使い、一手間かかった味噌汁ができあがった。

心温まる一杯に、中岡は「よろしいなぁ～」と笑顔を見せ、宮川も「すごい出汁。ムール貝ってこんだけ味濃いのに、牡蠣とかと比べるとクセがないんですね」とコメントした。

この日の締めくくりは『三陸ムール貝のブイヤベースリゾット』。通常のブイヤベースではさまざまな魚介の出汁で米を炊くが、今回はムール貝のみの出汁で生米の状態から炊きあげる。調度良く炊きあがった米に三陸ムール貝の剥き身をぜいたくに合わせ、粉チーズを絡めると、豪華な一品ができあがった。

絶品料理に宮川は「ムール貝だけでこのうま味、出汁、味」と感動。中岡もあまりのおいしさに、三陸ムール貝を育んだ三陸沖に向かって「ありがと～う！」と絶叫した。

写真提供：（C）日テレ