岩手県石巻市で注目を浴びる“三陸ムール貝” 厄介者を絶品食材にした名人のこだわりとは

2025.1.23 17:30

5~6月に牡蠣の殻にムール貝の幼生が付着すると、そこから2年間牡蠣殻とともにムール貝も成長。その後、牡蠣の出荷に合わせ一度水揚げを行い、手作業で牡蠣からムール貝を取り外す。外したムール貝はカゴに入れられ、再び中層延縄式で半年以上海中に備蓄し、合計3年の月日によって大ぶりの三陸ムール貝に育つそうだ。

ロッチと宮川大輔の写真

牡蠣の栄養を横取りする厄介者として、牡蠣を熱湯に浸し死滅処理されることもあるムール貝だが、「やっぱりおいしいので、今はブランド化を進めている」という名人。真水で10分間蒸した『蒸しムール貝』を味わったコカドは「濃い味!めちゃめちゃうまい!」と絶叫した。宮川も「海外のやつと全然違う!身が全然違う。柔らかいし、肉厚だし味がぎゅっと出てくる」と感動しっぱなしだった。

コカドケンタロウの写真
宮川大輔の写真

さらに宮川は、三陸ムール貝について「この海が作ってくれている」と発言した名人に「名人が手間と時間をここまでかけて育てられたムール貝は最高でございます」と賛辞を送った。

写真提供:(C)日テレ

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