佐野ひなこ「基本的に猫かぶっちゃうんですよね」ネガディブに考えすぎる思考のクセが…人間関係の亀裂にもつながる“認知のゆがみ”とは
2025.1.23 11:301月21日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“認知のゆがみ”。“認知のゆがみ”についてDEEPに語り合った。
自分の非を認められなかったり、物事を必要以上に悪い方向に考えたりする思考のクセは、“認知のゆがみ”と呼ばれ、これが行き過ぎると人間関係に亀裂が入ってしまうことも。
実際、街の皆さんからも、「飲んでて、次の日、自分早いから“早く帰りたいな”って時とかも、“もう○時だよ。ちょっとなんかそろそろアレかもね”とか、“俺、全然大丈夫だから”みたいな。“いやいやもうこっちが時計見たら察せよ”みたいな」という物事を事実以上にポジティブに解釈してしまう“認知のゆがみ”や、「いつもだったらポンポンって(LINE)返ってくるのが、急にピタッって止まった瞬間に、“あれ?これ怒ったんかな?なんか言っちゃった?”みたいな時はたまにある」という極端なネガティブ思考から生じる“認知のゆがみ”についても聞かれた。
スタジオでは、公認心理師の山名裕子先生が、「“認知のゆがみ”っていうのは、心理学の専門用語で、考え方とか物のとらえ方のクセですとか、解釈のゆがみのことを示す言葉なんですけれども」とその意味を明かし、「LINEの返信が来ないっていうだけで、“嫌われた”っていうふうにネガティブにとらえるっていうクセもありますし。“部下は上司よりも先に帰るべきではない”っていうふうに、“こうすべき”っていうこと。これにとらわれてしまって、攻撃的になってしまうというようなケースもありますね」と解説。
それを受けてイラストレーターの原田ちあきは「基本的に、あんまり自分に自信がないんで、会う人会う人からは基本的に“嫌われてる”と思って接することを努めてまして」と切り出し、「私イラストレーターなんで、在宅であんま人と会わないので。人と会う前とかは1~2週間くらい前から脳内で、“あの話をしよう”とか、“この話題を持っていこう”みたいな、シミュレーションをしちゃって。1発目のあいさつの“こんなテンションでやろう”みたいなのとかをリビングで1人で、“久しぶり”とかやったりします」と“認知のゆがみ”を実感していることを告白。
そして、佐野ひなこも「ドラマとかの現場で、すごい大人数の方と顔を合わせる日とかは、基本的に猫かぶっちゃうんですよね」と打ち明け、「私に対する世間のパブリックイメージって言うんですかね。それが“プライベート派手そう”だったりとか、“人の男取りそう”とか、“そういうイメージを持ってるんじゃないかな、皆さん”って思いながら猫かぶってる」と、ネガティブな思考を吐露。