芸歴42年の大ベテランコンビ・ハイヒールが参戦　さらに俳優界からは柳沢慎吾も登場『熟練芸人ロケバトル』に松たか子も驚がく

続いてのロケバトルは『自由演技』。ますだおかだは岡田が即興でギャグを披露し、柳沢慎吾は食レポしつつ「星、三つですっ！」と懐かしの某番組の堺正章のモノマネを披露。そんな中キャイ～ンの2人は、天野が出川哲朗に、ウドが内村光良にそれぞれふんして食レポを行なっていた。スタジオの内村からは「全然似てないからな！」「アイツ、バカにしてんですよ！俺を小バカにしてるところがある！」とクレームが。スタジオは爆笑となっていた。

最後のバトルは、これも街ブラロケの定番『取材交渉』。キャイ～ンの2人は、ウドが交渉のため店内に入ったままなかなか出てこないと思ったら、ドラマでみかけるような“アパートの隣人”にふんし「うるさいわね」「隣の人ならもう引っ越してっちゃったわよ」と言いつつ顔を出すという、ショートコント風に。

続くハイヒールは中華料理店にモモコが交渉に。「撮影はな、満員やからな…」と言いつつ店から出てきたモモコは、なぜか全身シャネル尽くしの衣装に着替え、両手には大量のバッグが。「アタシのコレクションやから、ちょっとでもみんなに見せたくて」「全部ホンモノやから」という。さらに、店内が満席だったことから、袋やパックに入った春巻きやエビチリ、よだれ鶏などをシャネルのバッグから取り出すという力技を披露。「大阪のオバハンがみんなこうやと思わないでください」とリンゴからは注釈が入ったが、モモコは「ほとんどこんなオバハンですわ！」と言い切って笑いを誘った。

ますだおかだの場合は、先陣をきった増田が一切店に入らず、細かいボケやモノマネを織り交ぜつつそこに岡田がツッコみ、最後にはディレクターの懐に入り「もう1回使ってね！」という、この2人ならではの世界観を存分に発揮。

そして柳沢の場合は、店内に入るもののなかなか出てこず。5分ほどたったところで、出てきたかと思うと、これまたおなじみのお菓子のパッケージを使った警察無線ネタで「取材交渉難航中！」とボケると、さらに黒いガムテープをシートベルトに見立てて乗車するくだりや、店内から出てきた男性に職務質問を行ない、公務執行妨害で逮捕するという一連の流れを惜しげもなく披露した。

スタジオゲストの俳優・松たか子は「いろんな意味で“スゴイもの”を見た気がします」と一言。同じくゲストの俳優・上白石萌歌も「伝統とか歴史を感じて、笑いよりも先に拍手したくなっちゃうというか…」と語り、二人そろってベテラン勢の勢いの強さに圧倒されていた。

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写真提供：（C）日テレ