映画『野生の島のロズ』試写会に綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子ら登壇!キャスト陣が感激した監督からの贈り物とは…
2025.1.22 16:15アニメーション好きの柄本は、これまで数々のディズニーアニメーションにスタッフとして携わり『リロ&スティッチ』、ドリームワークスの『ヒックとドラゴン』の監督、脚本を務めたサンダース監督と対面を果たし、感激の面持ち。舞台袖でもいろいろ質問攻めにしていたようで「先ほど、日本の好きなアニメーションを聞いたら、最近の作品を教えていただいたんですが、今度は影響を受けた作品はあるか聞いてみたいです」と質問! サンダース監督はスタジオジブリの宮崎駿監督の名前を挙げ「自分自身もそうですし、一緒に仕事をする仲間みんな同じ答えだと思います。宮崎駿監督、その中でも特に『となりのトトロ』は常にみんなの一番であると思います」と語る。さらに「本作との関連で言うと、森が出てきますが、宮崎監督が描く森には神秘性、没入感、奥行きがあり、私たちもそこにインスピレーションを受けて森を描きましたが、それをかなえるためにドリームワークス・アニメーションのやり方を全て変えなくてはいけませんでした。キャラクターを含めて、“手描き感”を感じていただける作品になっています。愛してやまない宮崎作品の背景、キャラクターの手描き感をこの作品でも感じてもらえたら嬉しいです」と語った。ちなみに、監督は『ヒックとドラゴン』の公開時に来日した際に、宮崎監督と対面したそうで「彼のアトリエで過ごすことできて、素晴らしい経験をさせてもらいました」とニッコリ。サンダース監督の答えに柄本は思わず「すげぇ!」と漏らし、これから映画を観る観客に「こんなにデカいスクリーンで観られるのはすごく贅沢な経験だと思います。森の表現、毛の質感を楽しんでいただければ……いま『羨ましいな…』と思っています(笑)」と語っていた。