京都発きのホ。ハイエースで全国17箇所ツアーに密着!試練の虎?メンバーデザインの新衣装!ファイナル公演で号泣しながら熱唱 【短期連載 最終回】
2025.1.20 18:00京都の古民家で共同生活をしながらハイエースで全国17箇所をめぐる3周年ツアーを完走したアイドルグループきのホ。(きのぽ)。桜寝あした、御守ミコ、小花衣こはる、小清水美里、御堂莉くるみの5人を追ったドキュメンタリーの最終回となる第3弾がYouTubeほかで公開中。entaxでもファイナル公演に密着。
きのホ。3周年企画 まだ行ったことないところツアー 「さんホ。〜3年経ったポップスターたちはどこまでも〜」は昨年10月から12月まで、京都から全てハイエースで全国17箇所で公演(浦和、神戸、甲府、長野、大津、佐賀、久留米、長崎、徳島、高松、水戸、山形、金沢、福井、米子、出雲、代官山)。
◆“試練の虎”で小清水美里が涙
小清水「2箇所の神戸のライブハウス、“太陽と虎”は“試練の虎”といわれ、若手バンドマンには登竜門になっている場所で…。自分も試されている気持ちになっちゃって、すごく緊張してた。ライブハウス店長が私たちにメッセージを書いてくれていて、号泣しちゃって・・・」店長からのメッセージ(抜粋)は、「バリ待ってたで。3周年おめでとうやで。3年分の1日やけど、はじめてやけど、安心してホームの気持ちでやりよし」「楽しんで楽しませてくれ 生きて帰ってきて 行ってらっしゃい!!!!! 常識を超えてけ。退屈を壊してゆけ~!」
◆MCでメンバー同士の“ぶつかり“告白
ハイエースで京都から九州まで片道10時間かけて移動。久留米公演のアンコールを受けたMCで、小花衣こはるが告白。「私たち、(京都で)一緒に共同生活していて、生活のことでもめたりするんですよ。そりゃ5人、年頃の女の子が、年頃の女子が生活してるから」「言い合いになって。強い言い方しちゃったなって。アイドルだけど人間だから…。あと昨日のライブ(佐賀)も、私的に悔しくて、申し訳なさ過ぎて、でもみんなが(佐賀に来るの)待ってたよって言ってくれて…それ聞いたら、5人でいろいろもめたりもするけど、でも結局5人が大好きだし、5人で頑張りたいと思ってる。だから、完璧じゃないけど、私たちはみんなにずっと最高の音楽を届けたいと思ってるし、4年目だけじゃない、ずっとずっと先も5人で頑張りたいと思っています。また大きくなって絶対また来るから、みなさん待っててください」5人が深々と頭を下げると、会場から大きな拍手が。
◆「行く場所がないからいるんじゃなくて、きのホ。にいたいからきのホ。にいる」
長野生まれ・埼玉育ちの御守ミコがインタビューで語る。「大学時代、いろいろあって誰もいないところに行きたくなって勝手に引っ越しちゃったんです。京都に来たときは家がないようなもので、雨漏りがする光熱費込み家賃2万5000円のシェアハウスで、とにかくここから出なければいけないと思って・・・ でもいろんな面接を受けてもどこにも行けなくて。きのホ。のオーディションが流れてきて、合格して、ライブで目の前で私を見てくれる、応援してくれるファンを見て、私がアイドルをやってなかったら出会わなかった人たち、こんなに好きになってくれて・・・ 今は行く場所がないからいるんじゃなくて、きのホ。にいたくて、きのホ。にいる感じです」
◆ファイナル公演
2024年12月28日(土)、全国17箇所のファイナルとなる東京・代官山公演。楽屋入りした5人の元に届いたのは、メンバー・桜寝あしたデザインの新衣装。「かわいい!」「軽い!」と5人は興奮。骨格から好みまで、メンバー一人一人を誰よりも良く知る桜寝のデザインだけに、リハーサルでさっそく着替えたきのホ。全員が大満足。
そして、いよいよファイナル公演スタート。きのホ。の楽曲を手掛けるハンサムケンヤが舞台袖で生歌唱するSEで5人が登場。序盤から「DANGER!」「シンドローム」「リビングデッド」など勢い全開に熱唱し、会場からも割れんばかりの歓声が。
MCでは、「3周年ツアーのファイナルはどうだった?」というトークテーマに、御守ミコは「記憶の半分くらいハイエースの中」と語ると、メンバーから「そんなわけない」と総ツッコミ。
小花衣「17箇所まわるとあらためて気づく。ウチら、めっちゃライブ好きだよね」御守「ライブは出演者がお客さんを楽しませるものと思ってたけど、最近は違って、お客さんの楽しんでもらっている様子に、私たちも楽しませてもらって、楽しい楽しい楽しい楽しい・・・」桜寝「楽しいの永久機関だね」と盛り上がるなか、御守「今、楽しいって何回言ったか、数えていた人いる?」と唐突なクイズ出題で、会場が大笑い。和やかなMCのあとは、「ゲイン」「アンバランス」「都スカイハイ」などつづき、アンコールに突入。桜寝から「次が最後の曲です」と曲フリがあっての「ブリリアント帰り道」を歌い終わると、メンバーが感極まる。そんな中、新井ポテトプロデューサーが、深いお辞儀中のメンバーも予期せぬ中、もう1曲、「相合傘」のイントロを流す。
すると、御堂莉くるみは「終わりたくなかったよ」と、号泣しながら歌い始める。2024年のきのホ。ファイナル公演、全20曲目のサビの歌詞は「世界のまだまだ知らない場所に 思いをはせるような感じで あなたとのこれからを見つめている」。
ドキュメンタリーの最後、小花衣こはるが語る。「今が一番いいから、今を一番見てください、と私たち、よく言うんですけど、ずっと最高のきのホ。を更新したいです」
◆今回特集したドキュメンタリーはきのホ。公式YouTubeチャンネル「きのホ。チャンネル」で配信中!
御堂莉くるみのオーディション秘話、代官山ライブ公演直後の楽屋のメンバーの様子など、京都発きのホ。の音楽を聞いたことがある方はもちろん、きのホ。をまだ知らない方にもオススメのドキュメンタリー。#1、2もあわせて配信中。
きのホ。オフィシャルファンクラブ「きのうまではネガティブでした部」ではさらにレアな映像を追加した「FC限定:さらに裏側見れます版」を会員限定で配信中!
【entax短期連載 その1、その2の記事はこちら】
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