光浦靖子「子どもに戻った気がします」50歳でカナダ留学…奮闘の日々に大物作家が「20代の子にいじめられて」と証言

さらに番組では、渡航したばかりの光浦が心の支えにしていた存在として、直木賞作家の西加奈子がインタビュー出演。現地での光浦の素顔を語った。

50歳で単身留学してきた光浦について、西は「芸能人ってもっと裏ルートとかあるのかと思ったら、マジで正攻法で頑張っている」と学生として努力する姿に衝撃を受けたようで、「面白いです、誰よりも頑張っていたし、めちゃくちゃ学校行ってるやんって」と回顧。

さらに「（光浦が）20代の子にいじめられて。それに対して本気で怒るし本気で泣くし、でも気持ち変えて頑張るし」と奮闘していた光浦の様子を明かした。

その様子から「小さい頃からの彼女を想像できる、真っすぐ生きてきた。日本で真っすぐ生きるって、イコールめちゃくちゃ軋轢（あつれき）が生じるんですよ」と分析した西は、光浦が物心両面で余裕のあるカナダでの暮らしによって「彼女の真っすぐが、マジで真っすぐでいられる」とコメント。「本来の彼女のままでいられるんじゃないかな」と、光浦がカナダで本来の生き方に戻ったのではと振り返った。

最後に西は、光浦の挑戦を「すごい希望になったと思います、色んな人の」と発言。一連の言葉に光浦は「全部言ってくれた」と反応し、自身の性格に関する西の分析に「確かにその通りだなって思う」とコメントした。

様々なルーツを持つ人々と、拙い英語で気持ちをぶつけあったインターナショナルクラスでの生活に思いをはせた光浦は、そこでのけんかを「後腐れがない」と語り「ちょっと子どもに戻った気がします」と率直な思いを口にした。

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写真提供：（C）日テレ