「宇宙人がただのおっさんって！」地味でゆる～いSF史上かつてない小スペクタクル展開にバカリズムワールド全開！『ホットスポット』

1月12日に日本テレビ系日曜ドラマ『ホットスポット』第1話『未知との日常』が放送された。富士山麓のとある町には、地球外生命体が潜んでいた！ビジネスホテルで働くシングルマザー遠藤清美（市川実日子）41歳。ある日、彼女はひょんなことから宇宙人と遭遇し…！？ 小さな田舎町で不思議な出来事が起こったり起こらなかったりする、バカリズム脚本地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー！
（※以下、ネタバレを含みます）

山梨県、富士山の麓に広がるのどかな町で暮らす遠藤清美（市川実日子）、41歳。地元のビジネスホテルで働く清美は、娘の若葉を女手一つで育てるシングルマザー。毎朝、娘のためにお弁当を作ってから出勤し、同僚の由美（夏帆）、えり（坂井真紀）と一緒にフロント業務を淡々とこなすのが毎日のルーティン。

自分勝手な宿泊客には手を焼くけれど、支配人の奥田（田中直樹）は親しみやすいし、先輩の高橋（角田晃広）は影が薄いから、職場の人間関係はほとんどノーストレス。むしろそんなに親しくもない清掃スタッフ・中本（野呂佳代）のSNSをこっそりフォローしたり、謎の長期滞在客・村上（小日向文世）の素性を妄想したりして楽しんでいる。

ある日の仕事帰り、自転車で枝を踏んで車道に飛び出てしまった清美。そこへ車のクラクションが…。すると画面は暗転し、タイトルが映し出される。この始まりにSNSでは、「え？ブラッシュアップライフする？」「ブラッシュアップライフへのオマージュかな？」「まさかのタイムリープもの続編！？」など、バカリズム脚本の前作『ブラッシュアップライフ』を思わせる展開に、驚きの声が多くあがっていた。