大泉洋 娘からのメールに驚がく 「違う生き方を考えていかなきゃ」 大泉を動かした家族の変化とは
2025.1.14 11:00そんな具合でパパとしての苦悩を漏らしながらも、船着き場に到着。「見れるかなあ」と、サングラスをかけなおして乗船する。今回は遭遇率を上げるため、3時間半をかけて遠洋に出ることに。「さあ船が出ましたよ。油断すんじゃないよ」とスタッフにも声をかけ、準備は万端だ。
4分半後、スタッフが席に戻ってみると、そこには机に突っ伏した大泉の姿が。出航から数分、そのまま1時間にもわたって熟睡してしまった。これにはスタジオでVTRを観ていた今田耕司も、「クジラ出るかも分からん時に1時間寝てたん?!そんなバカな」とツッコむ。
ようやく起床。「気合入れてちょっと見ますかね、これじゃ何しに来たか分からん」。まだ眠そうな目にサングラスをかけなおし、甲板に向かう。出航してから、初めて甲板に上がって潮風を浴びると、水平線に目を凝らした。
そのわずか3分後。遠くに潮を吹くクジラを発見。船が近づいていくと、徐々に背びれを海面に見せながら泳ぐクジラの姿が。「私が起きた途端にクジラが出るこの感じね」と、得意げな様子を見せるが、「あれ?」。突然クジラの気配がなくなった。
それからしばらく、穏やかに地平線を眺める時間が続く。出航から2時間が経過し、帰りの時間も考えるともう厳しいか、そんな考えがよぎった時、「おおお!」遠くの海面に、白い水しぶきが上がった。明らかに先ほどよりも大きい。よく見てみれば、そこには海面から飛び出たクジラの姿が。「いま飛んだんじゃない!?」、一気にテンションが上がり、「飛んだ!飛んでる!飛んでる!」とはしゃぐのだった。
そんな風にゴールドコーストを楽しみ、宿に帰ると、前回訪問した際のことを振り返り始める。「家族っていう単位が僕にとっては、基本」と話す大泉だが、前回オーストラリアを訪問したことで、自身の軸を変えざるをえない、そんな気持ちになったのだという。