大泉洋 “人を不安にさせるプロ”「水どう」から駆け抜けてきた25年 自身の原点を振り返る
2025.1.14 07:30俳優やコメンテーターなど、多方面で活躍中の大泉洋が、11日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に登場。今回はオーストラリアのゴールドコーストを訪問した。
美しい海岸線を満喫した大泉。宿泊場所にチョイスしたのは民泊だ。ベランダに出れば、波音と潮風を一身に感じることができ、ゆったりとした時間が流れる。海岸を一望できるマンションの一室で、スタッフたちと共に宿泊する。
近くのスーパーに向かい、夕食のための食材を買いそろえる。魚介や、肉、パスタにチーズ。普段から家族に料理を振る舞うことも多いという大泉は、手早くメニューに必要なものを調達。特にせっかくオーストラリアに来たということで、肉はこだわりたいよう。「オーストラリアはですね、オージービーフも美味しいんですけど、オージーラムがヤバい」といって羊肉をチョイス。「これみんなで食べよう」とスタッフの分の食料も買いそろえた。
部屋に戻ると、先ほどまで流れていた穏やかな時間からは一変。真剣そうな表情に。というのも、時刻は午後5時17分。「日が落ちるまでもうあと50分ないですよ」とスタッフに声をかけると、「いいですか?日が落ちたら、ただの真っ暗な景色です」とバルコニーを指さす。スタッフたちとゴールドコーストを眺めながらディナーを楽しみたい大泉。「じゃあおっぱじめようか」調理に取り掛かった。
「慌てていきますよ」。そういってラム肉用にオーブンを温め、同時にパスタの準備もはじめる。「ちょっと香りをね、よくするために、ちょっとフランベしましょう」。パスタがゆでるのを待つ間にラム肉を調理。「『なんで火をつけるんですか?』っていわれたら、特に理由なんてないですから」などと話してるうちに、ラム肉にはうっすらと焼き色がついた。肉をオーブンに入れると、「6分測ってください」スタッフも全面協力で作業を進める。
魚介を使ったパスタソースも完成し、ラム肉の具合もよい具合。パスタの仕上げのためか、「チーズ!チーズ!か…買ってきたチーズそれ剥いて!!」とフライパンに向かいながら、後ろにいるスタッフに指示を飛ばす。「大きくカットして-!!」というと、スタッフも機材を置いて参加。「できるぞもう!チーズは?できた?」という大泉にスタッフが出したのは、大きく短冊切りされたチーズ。
大泉はパスタに削ってかけるつもりだったようで、「何してんだよ!削るんだろ!チーズを!なんで(そんなに細かく)切っちゃうんだよ?」と困惑。「邪魔すんなよ俺の料理を!!!」迫真の表情でフライパンを握る姿はまるで料理の鉄人だ。今田も思わず笑ってしまう。
バタバタしているうちに、パスタもラムステーキも完成。「できた、できた、もってけ!!」。しかしそのころには日が落ち、バルコニーの外は何も見えない状況。「もう暗い、急いで食べろ。もう俺いなくていいから食べろ」。番組の主役であることも忘れ、まずスタッフたちにご飯を食べさせようとする。すっかり暗くなった外の景色を背景に、スタッフたちと共にテーブルを囲むと、やっと落ち着いた様子を見せ、「こんな風に料理をして過ごしてました」とほほ笑む。「もっと穏やかな時間でしたけどね」と続けた。