〈最終回〉アニメ『多数欠』 第1部主人公・成田実篤が導く大団円!笑顔あふれるエンディングに、視聴者感涙「綺麗に終わったーー」

2025.1.7 16:30

日本テレビほかにて、2024年7月より2クールにわたって放送されてきたアニメ『多数決』が12月24日(火)、#24『光の指す方へと』でついに最終回を迎えた。前話のラスト──“最後の切り札”として復活を果たした第1部主人公・成田実篤(CV:上村祐翔)が、女王陣営との戦いにどうケリをつけるのか?放送後、SNSでは「最終回めっちゃよかった…本当によかった泣泣」「最後は全員で共闘大団円」「綺麗(きれい)に終わったーー」など、その結末を和やかに見届けるファンの声が相次いだ。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆実篤の持つ“例外特権”が切り札に…!?

八木橋藤十郎(CV:小野大輔)の仕掛けた【停止権】が解除され、実篤はそっと目を覚ました──。そこは、どこかの雑居ビル。そばには、自身と同じく目を覚ました藤代紗綾(CV:永瀬アンナ)が立っていた。そして、薄暗い部屋の中でぼんやりと光るモニターには、ごぼう(護国鳳天寺暴麟丸/CV:藍原ことみ)の特権【表示権】によるメッセージが…。

『おかえり、実篤、紗綾!
 時間がない
 オイラの表示権の指示に従って動いてくれ、リアルに!』

モニターにはさらに、ルートを示すような赤い矢印も。実篤たちは“ごぼうの指示”通りにビル内を移動していく──。やがて行き着いた小部屋には、窓辺にポツンと望遠鏡が置かれていた。覗(のぞ)き込んだ実篤の目に飛び込んできたのは、かつて自身が対峙(たいじ)した“皇帝”の姿と──彼と共にいる女王・如月麻里亜(CV:日笠陽子)、王野頼音(CV:熊谷俊輝)、そして、最強の特権【命令権】の保持者・吉井鉄平(CV:土屋神葉)の姿だった。

復活した実篤と紗綾 彼らに託された役割とは…

──実篤たちが目を覚ます少し前、女王陣営の数々の強敵を倒した“偽皇帝チーム”は最後の一手に取り掛かっていた。二重スパイである頼音は女王・如月たちの元へ戻ると、仲間の存命は隠したまま【マザー・ライト】を持っていた霧島輝(CV:石川界人)の戦死を告げる。

すると如月は、今できる最善の手として、特権【蘇生権】で弟の吉井鉄平(CV:土屋神葉)をこの場で生き返らせた。彼の持つ最強の特権【命令権】を譲り受けることで、全ては思いのままになると願って…。一方、柳陽翔(CV:寺崎裕香)との間に密かに友情を感じていた頼音は、“本来の作戦”とは別の行動に──。皇帝である陽翔に対し、実は【多数欠】で親友を失っていたことを明かしたのだ。

頼音を大切に思っていた陽翔は思わずたじろいでしまうが、そんな彼に頼音は「正直恨みはあった。でも、一緒に過ごすうちに、陽翔も普通の少年なんだって思うようになった」「どんな悪事や欺きがお前の姿を曇らせてもその向こう側にいる純粋な…本当のお前を俺は信じる!」と伝え、いつどんなことがあろうと必ず救いに行くと約束。2人の様子を優しく見守っていた如月の表情は、もう“女王”のものではなかった──。

陽翔に思いを伝える頼音

そうして、もう1人の弟・鉄平が蘇生。再会の喜びもそこそこに、如月は早速【命令権】を譲渡するように伝える。これに鉄平が応じ、まさに能力の受け渡しが行われようとした、まさにその時──望遠鏡を覗いていた実篤が自身の持つ例外特権【親権】を行使した。

「親を宣言する!
 吉井鉄平への『親権』権限のもと
命令権を代理行使する!命令!」

鉄平の親権権限を行使する実篤
1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル