青山テルマ “彼を思って書いた曲” 燃え尽きから救ってくれた夫 曲に込めた想いとは
2025.1.6 11:15「“曲書いたよ!”って言って、目覚めてほしいって思ったのがきっかけ」
そうして生まれたのが自宅で作詞・作曲・録音までしたという『Where u r』だった。「30~40分くらいでできて、それをかけながら起こしに行った」といい、「(彼は)“うわビクった~”みたいな」といった反応だったのだとか。
テルマはそんな経緯で完成した曲について、「もちろん彼を想って書いたんだけど、これってきっと、“うわちょっと、生きるのしんどいな”とか、“心がしんどいな”って思った時に、けどあとちょっと生きてみようって思った何かのきっかけ、思う瞬間を描いてる曲だから、自分の中でもこの曲の意味合いって、どんどん変わっていくんだろうなって思う。今はもちろん彼に想うことだけど、もしかしてこれはいつか、子どもに想うことかもしれない。場所に想うことかもしれないとか。なにかそういう感覚で、みんなにも聴いてほしい曲ですね」と、ファンへのメッセージも兼ねて話した。
そんなふうに、自身のこれまでを振り返ってきた今回の旅。最後に「今から星空を観に行きます」と、船に乗って沖に向かった。星の光を遮るものがない海の上には、「ミルキーウェイ(天の川)みたい」な満点の星空が広がる。
そのとき、空に流れ星が線を描いた。
夜空を見上げながら、テルマは「色んなものをちゃんと守れるように行動していけたらなってのも思うし、守るものがありつつもだけど、自由に生きれたらな、とも思う」と、少しだけ、未来への想いも語る。「キレイだね」と星空を観ながら、今回の旅を終えるのだった。