『ライオン・キング』アフリカでのロケ中“シンバのモデル”に遭遇…！？ライオンの中でも「この子は特別だと直感」

2025.1.3 12:45

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。これから放送となる金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

新年最初の1月3日は、ディズニー映画『ライオン・キング：ムファサ』の公開を記念して2019年公開の『ライオン・キング』を、ノーカットで放送。

サバンナの王国プライドランド。未来の王シンバは、ある“悲劇”により父ムファサを失い、王国を追放されることに。砂漠で力尽きようとしていたシンバだったが、新しい仲間と出会い、少しずつ自己に目覚めていき…。彼の冒険の先に待つものとは…！？

本作では広大なサバンナの草原の中で風に揺れる木々や草の葉から、動物たちの毛の一本一本まで驚くほどリアルに再現。まるで動物の体温までも伝わってくるかのような圧倒的な映像クオリティーを誇っている。

アニメのキャラクターを写実的な動物に置き換えるには、完全に頭を切り替える必要があったと語るのは、プロダクション・デザインを担当したジェームズ・チンランド。
求める感覚につながるイメージを絞り込み、それを元にイラストレーターたちが平画面と立体模型を製作。３Dプリンターでキャラクターを出力してみて最終確認にいたった。

またジェームズ・チンランドは、実際にアフリカまでロケハンに出向いたという。そこでチーターにライオン、象にハイエナなど映画のキャラクターを間近に見たのだとか。

なんとその中では、シンバのモデルにも遭遇したらしい。エランドを食べてお腹いっぱいで眠たそうなライオンの群れの中から、一匹だけ目を覚まして歩き出した子供がいて、
その子は、雌のライオンと一匹ずつ挨拶を交わしながら、再びエランドに近づいて朝ごはんのお代わりをしていたのだという。「すぐにこの子は特別だと直感しましたね」とはジェームズ・チンランド。

最新作『ライオン・キング：ムファサ』をより深く楽しむためにも、ぜひおさえておきたい本作。豪華な声優陣の名演もあわせて、お見逃しなく。

【ストーリー】
アフリカ・サバンナの動物たちの王国「プライドランド」の王・ムファサ（大和田伸也）に、王子が生まれる。シンバ（熊谷俊輝）と名付けられた王子は、王になる日を夢見ながら気ままに暮らしていた。一方、ムファサの弟で王位を狙うスカー（江口洋介）は、甥であるシンバの存在を疎ましく思っていた。そんなある日、スカーの企みにハマり、シンバはヌーの大群の暴走に巻き込まれてしまう。息子を助けるために峡谷に向かったムファサは、スカーの裏切りによって命を落としてしまう。父の死が自分のせいだと思い込まされたシンバは、スカーにプライドランドを追放される。

絶望し、打ちひしがれて砂漠で力尽きようとしていたシンバは、イボイノシシのプンバァ（佐藤二朗）とミーアキャットのティモン（亜生）に助けられる。2人と仲良くなったシンバは、何とか立ち直り、新しい仲間たちと楽しく過ごしながら、少しずつ自己に目覚めていく。ある日、たくましく成長したシンバ（賀来賢人）の前に若いメスライオンが現れる。それは幼なじみのナラ（門山葉子）だった。スカーによって荒れ果ててしまった「プライドランド」を、かつての平和な王国を取り戻してほしいとナラがシンバに頼み込むが、シンバは父を死なせてしまった自分を許すことができず…。

『ライオン・キング』（2019）
1月3日（金）よる9時00分～11時19分放送　※本編ノーカット、放送枠25分拡大

監督：ジョン・ファヴロー
脚本：ジェフ・ナサンソン
製作：ジョン・ファヴロー、ジェフリー・シルバー、カレン・ギルクリスト
製作総指揮：トム・ペイツマン、ジュリー・テイモア、トーマス・シューマッハ
撮影監督：キャレブ・デシャネル
プロダクション・デザイン：ジェームズ・チンランド
編集：マーク・リヴォルシー、アダム・ガーステル
アニメーションスーパーバイザー：アンドリュー・R・ジョーンズ
視覚効果スーパーバイザー：ロバート・レガート、アダム・ヴァルデス
視覚効果＆アニメーション：MPC
オリジナル・ソング：ティム・ライス、エルトン・ジョン
オリジナル・スコア：ハンス・ジマー

声の出演（）は英語版
シンバ：賀来賢人（ドナルド・グローヴァー）
スカー：江口洋介（キウェテル・イジョフォー）
プンバァ：佐藤二朗（セス・ローゲン）
ティモン：亜生（ミキ）（ビリー・アイクナー）
ナラ：門山葉子（ビヨンセ・ノウルズ＝カーター）
シンバ（子供時代）：熊谷俊輝（JD・マクラリー）
ナラ（子供時代）：小林星蘭（シャハディ・ライト・ジョセフ）
ムファサ：大和田伸也（ジェームズ・アール・ジョーンズ）