フェフ姉さん悲願のキックボクシングプロテスト合格に大号泣! しかし運転免許教習は大苦戦!?
2025.1.2 12:30いよいよテストマッチのゴング。対戦相手はプロの選手だが、合格条件が“勝つこと”である以上負けは許されない。2分3ラウンドで行われる試合の1ラウンド目は互角に攻め合う展開。姉さんの動きもまずまずの様子。続く2ラウンド目は姉さんが一気に攻める展開に。ロープに追い詰めてパンチを連打し、要所要所で得意のローキックを放つ。徐々に対戦相手にも焦りの色が見えてくる。最終ラウンド前のインターバルでトレーナーから「絶対いける!めちゃくちゃイイ!」と声をかけられたフェフ姉さん。疲労の色は見えるが目は死んでいない。そして運命の最終ラウンド。互いにスタミナも限界を迎える中、ギリギリまで打ち合う2人。そして2分が経過して終了…と思いきや、なんと応援の人々の声が大きすぎたせいか、レフェリーがゴングに気づかないという事態に。時間を越えての大熱戦であった。
すべてのラウンドを終え、勝負はレフェリーの判定に持ち込まれた。その結果は、1ラウンド目はドロー、他の2ラウンドはフェフ姉さんと相手が1ラウンドずつ取り、最終的にはドローという決着を迎えることとなった。だがプロになる条件は“勝つこと”。あと一歩のところで勝利には届くことはなかった。
ところが試合後、トレーナーがフェフ姉さんを呼び出した。「“勝ちがプロの条件”とは言ったんですけど、お客様にちゃんと伝わる試合ができるっていうことと、今日の内容からいって、プロ認定をする以外はないなっていう試合だったと思います」と告げるトレーナーを見つめて「えっ…」と戸惑うフェフ姉さん。
そしてトレーナーは「プロでこれからは試合を!」と、正式にプロテスト合格を告げた。一瞬にして緊張の糸が切れたフェフ姉さんは、人目もはばからず大号泣。涙声を震わせながら「ありがとうございます」とトレーナーに深々と頭を下げていた。「めちゃくちゃ頑張ってましたから。言ったこと全部やりましたからね」とこれまでの努力を称えるトレーナーの言葉に涙が止まらないフェフ姉さん。「ようやくプロになれた…長かった…いろいろあった…ようやくきたこの日…この瞬間にようやくきた…夢見てた日が…」と泣きながら喜びをかみしめるフェフ姉さんを、親友の多田さんとボクサー仲間たちがあたたかい目で見つめた。
この勢いのままフェフ姉さんは本免許の技能試験に挑戦。勢いに乗って合格かと思われたが結果は不合格。「車線変更しようとして、対向車来てるのに立ち向かって行っちゃって…」と、ボクシングの闘争心が思わぬところに作用してしまっていた様子だった。その後何度も試験を受けるもことごとく不合格となった姉さんは、気合を入れるべく今回も滝行を行うことに。5度の水温、さらに夏に行った滝よりも約5倍多い水量の滝での滝行を受けたフェフ姉さんは「生まれ変われました!何度でも生まれ変われるんですね」とすっきりした表情に。その1週間後、7回目となる技能試験にフェフ姉さんは見事に合格!プロテストと運転免許、2つのチャレンジに成功し、最高の形で新年を迎えることになったフェフ姉さんであった。
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