目指せ寿司職人への道 総額40万円越え?“包丁の神”と巡る、ヒロミの新春かっぱ橋道具街・爆買いツアー

2025.1.1 14:00

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』新春2時間スペシャルが1月1日に放送。ヒロミが東京・かっぱ橋道具街で台所用品を爆買いした。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。元日の2時間スペシャルでは、寿司職人を目指すという野望のあるヒロミが、寿司を握るための道具を買いに、包丁の神・おいりさんと『かっぱ橋道具街』(東京都台東区)を巡った。

以前、番組内で「寿司職人になりたい」と語っていたヒロミ。お店をやりたいというより、スタッフや共演者に振る舞って喜ばせたいという気持ちから、寿司を握りたいと考えているという。そんなヒロミの夢への第一歩を踏み出してもらうべく、寿司職人に必要な道具を買いに、かっぱ橋道具街へ。

今回の舞台、“食”の専門店の宝庫、かっぱ橋道具街は全長800m。プロから家庭用までニーズにあった調理用品の店が約170店も軒を連ねる。そこで待っていたのは、番組出演最多の“包丁の神”おいりさん。自宅には101本もの包丁を所有している調理器具マニア。そんなおいりさんを案内役に、最初に訪れたのはおいりさん激推しの包丁専門店『かまた刃研社』。

おいりさん激推しの包丁専門店『かまた刃研社』

創業は1923年。店内には約800種類の包丁を常時取りそろえており、中には30万円もするプロ用の商品も。近年は、海外でも日本の包丁は大人気で、なんと客の8割が外国人なんだとか。そんな人気店で包丁の神が初心者ヒロミにオススメしたい家庭用の包丁とは?

おいりさんがヒロミにおすすめする包丁は、菜切り包丁。ヒロミが手にしたのは、作り手が佐治武士さんという日本を代表する刃物産地、福井県越前市の職人。44歳の若さで伝統工芸師となり、70歳を過ぎた今なお現役のレジェンド。1本1本手作りで、丹精込められた刃物の切れ味は抜群のスペシャルモデル。

ヒロミが購入した切れ味抜群の菜切り包丁

お値段は4万5800円。いいお値段がする理由は、『粉末ハイス』という鋼材で作られているから。

包丁に使われる素材は、ステンレスか鋼の2種類が一般的。特徴としては、鋼は切れ味は鋭いが錆(さび)に弱い。ステンレスは、錆に強いが切れ味が劣る。粉末ハイスはステンレスの中でも非常に硬く切れ味の鋭い鋼材だという。1本目ということもあり、悩みながら一旦保留にするも、「こういうのは出会いだからね」と結局ヒロミは購入することにした。

店内には様々な包丁がずらりと並ぶ

次は、魚をさばく時に使う出刃包丁ゾーンへ。硬いものを切ることに適した出刃包丁は、江戸時代初期に大阪の堺で生まれたとされ、開発した鍛治職人がスゴい出っ歯の職人だったことから、『出っ歯』から転じて『出刃』になったと言われている。

そんな出刃包丁でおいりさんのおすすめは、165㎜のサイズ。短くもなく長くもないちょうどいいサイズのため、これ1本あればどんな魚が来ても対応できるという。

包丁を手に取って確認するヒロミ

刺身を切るのに適した刺身包丁のゾーンでは、おいりさんのおすすめサイズは270㎜。一太刀で切ることで切断面が非常に滑らかに、角の立った刺身を切ることができるという。

おいりさんが包丁を選ぶときは、店の在庫を全て出してもらい、1本ごとに見て購入するというので、ヒロミも習って全部出してもらうことに。おいりさんのアドバイスで気に入った包丁を見つけることができた。

ヒロミが購入した刺身包丁

これで爆買いスイッチが入ったヒロミ。先ほどの出刃包丁、おろし金、繊細な盛り付けが可能な盛り付け箸をさらに追加し、計5点を購入することに。金額は15万4300円!「一度にこれだけ買う人っているんですか?」とスタッフが聞くと、「めったにいらっしゃらないです」と店主もびっくり。だが、かっぱ橋道具街爆買いツアーはまだ始まったばかりだった。

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