寺尾聰 16年ぶりの主演映画『父と僕の終わらない歌』で松坂桃李と共演! 「桃李とならやってみたい」

2024.12.29 15:00

寺尾聰が16年ぶりに映画『父と僕の終わらない歌』で主演を務めることが発表された。共演には松坂桃李をはじめ、松坂慶子、佐藤栞里、副島淳、大島美幸(森三中)、三宅裕司、石倉三郎、齋藤飛鳥、佐藤浩市が一挙解禁となった。

2016年、イギリス。YouTubeに投稿された1本の動画が、世界中を感動させた-。ドライブの車中で楽しそうに歌う父と息子。助手席に座り、抜群の歌唱力で伸びやかに歌い上げる父テッド・マクダーモットは、アルツハイマー型認知症を患っている。この動画は同じ境遇にある世界中の家族に感動と希望を与え、再生回数は6000万回以上を記録。さらにこれがきっかけとなり、父テッドは80歳にしてCDデビューを果たし、イギリス最高齢の新人歌手となった。
本作は、この奇跡の実話をもとに、日本を舞台に横須賀に生きる父と息子に置き換え、それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を、再び叶えようとするまでの感動の物語を描く。

音楽とユーモアをこよなく愛し、生まれ育った横須賀で楽器店を営む父・間宮哲太(まみや てった)を演じるのは、77歳になった今も俳優・ミュージシャンとして第一線に立ち続ける寺尾聰。『さまよう刃』(2009)以来、16年ぶりに映画で主演を務める。
そんな父を支え続ける息子の間宮雄太(まみや ゆうた)を演じるのは、松坂桃李。チャーミングで茶目っ気のある哲太の妻で、雄太の母・間宮律子(まみや りつこ)役には松坂慶子。夫と息子への愛情を全身から滲ませ、スクリーンに温かみを添える。さらに間宮家を取り巻く横須賀の人々に、佐藤栞里、副島淳、大島美幸(森三中)、三宅裕司、石倉三郎、さらには、齋藤飛鳥、佐藤浩市ら、人気と実力とユーモアを兼ね備えた錚々たる俳優陣が、本作の脚本に惚れ込み集結。
監督を務めるのは、『タイヨウのうた』(2006)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)、『ちはやふる』シリーズ(2016~2018)、『線は、僕を描く』(2022)など、夢に向かってひたむきに努力する人々の姿を、繊細な演出と瑞々しい映像、そして音楽を巧みに扱い描いてきた小泉徳宏。これまで手がけてきた映画のさまざまな要素が合わさった本作は、まさに小泉徳宏の集大成ともいえる作品。シリアスなテーマを軽やかな空気に包みつつ、胸が熱くなる家族のドラマを描く。

横須賀の海辺を背景に、「父」と「息子」が満面の笑みで寄り添うポスタービジュアルが解禁。“記憶をなくしても、愛は残る-”という、ビジュアルの持つ温かさと優しさと相まり胸に迫る力強いコピーと共に、父と息子、二人が起こす奇跡と、愛と、希望を感じさせるポスタービジュアルとなっている。

さらに、1月10日から全国の劇場で流れる【特報映像】も初公開。「大好きな歌を歌う時だけ、いつもの父さんが戻ってくるー」という言葉とともに、カーステレオから流れる音楽に合わせ楽しそうに歌う父。その様子を撮影し、SNSで世界中に拡散されていく模様が映し出される。横須賀の愉快な仲間たちとともに、幸せな家族の様子が描かれるが…。「スマイル、サン。ジャストスマイル。」という父の言葉の持つ意味とは…。これは、音楽が繋ぐ、家族の愛の物語―。
【特報映像】はこちらから

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル