黒木メイサ 「色んな世界を…」 “第2の故郷”ハワイに移住から5年 東京に戻った理由を明かす
2024.12.29 11:45「すべてがこう…刺激的で、良い思い出になりました」。帰りの船で、そう話し始めた黒木。なにも今回の旅のことだけを言っているわけではない様子。
「シャークアドベンチャーとかもそうですけど、新しいことに挑戦することを恐れずに、色んな世界を見ていけたら良いなって思います」、そして「色んな経験とか、年齢も重ねてきて、仕事に対する向き合い方っていうのは、若い頃とはまた違ったアプローチがきっとできるはず」と話す黒木。
そんな気づきも、ハワイに住んでいたからこそ得られたものだという。「景色と、空気と、色んなことに、すごく感謝の気持ちがあふれたというか、“当たり前のことにすごく感謝をする”っていうことに、気づかされた場所というか、それをまた改めて思い出した」といい、「また、いつコロナみたいなことになるか分からないからさ、“行きたい”とか“やりたい”って思ったときに、やるべきだなっていうのはすごい思いますよね」と話す。
だからこそ、今やるべきことは何なのかを考え、下したという決断。活動拠点を、ハワイから東京に戻した。
そこには、黒木の、子どもたちへの思いもあったという。「なんか私自身そうなんですけど、15歳で、若い時に自分が育った街から出て、新しいものを見て、すごく刺激になったし、学びになったので、子どもたちにも、なんていうのかな。新しい場所、新しいところで、刺激を受けてもらいたいなっていう思いもある」と語る。
そうして決まった、俳優としての再スタート。今年の日テレ系ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』では、7年ぶりの主演を務めた。
仕事との向き合い方に変化はあるか?と聞かれると、「それは私自身、今始めたばっかりなので、何がどう変わったかっていうのは、まだ分からない」率直に答える。
しかし、「若いときみたいにスピード重視というか、全力疾走という感じでは、なくなってきている。自分の気持ちとしても。ゆっくりというか、あまり自分の中で決めごとを作らずに、流動的に生きていけたら、それが私としては理想の生き方かなとは、今は思ってます」と、前向きに語った。
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