初代“早口言葉日本一”は日テレアナウンサー森富美に決定! 負けられないプレッシャーの中、取り出したのは割り箸?

2024.12.26 11:45

決勝の相手は声優・木村昴を倒して勝ち上がってきたHiHi Jetsの猪狩蒼弥。超高難易度の早口言葉が画面に出され、読める自信がある方が早押しで挑戦権を獲得し、正しく言えれば1ポイント。3ポイント先取で優勝となる。失敗した場合は1分のインターバルの後、相手に挑戦権が移行する、というルールだ。試合前、猪狩は「僕、すぐ(ボタン)押します!」と森アナをけん制。果たしてその言葉通りに行くのか?

最初のお題は「笹刺す猿 笹刺さる猿 笹刺さる猿 さする猿」を2回繰り返す、というもの。実際に読んでみると、ゆっくり読んでも言いづらい、かなりの難易度だ。「すぐ押します」と自信満々だった猪狩の手がなかなか動かない中、意を決したようにボタンを押した森アナは、見事ノーミスでこのお題をクリア! 続く「少女柔道場へ堂々と想像上のゾウの銅像とドジョウのジョウロどうぞと譲渡」(2回)というお題は、まず猪狩が挑戦するも失敗。すかさず割り箸を取り出した森アナは口にくわえ、しっかりと下読みをしたうえで挑戦し見事クリア、早くもリーチをかけた。

後がなくなった猪狩は「和尚(おしょう)粗食訴訟修行僧勝訴」(2回)というお題に挑むも失敗。これに森アナが成功すると敗退が確定するとあって「かんでください!お願いします!」「かめ~!」と相手の失敗を必死に願しかないという状況に。しかしこの願いが通じたか、森アナはこのお題を失敗。勝負は次のお題へと持ち越された。

その後、猪狩が2ポイントを連取し、ともにリーチとなって挑む最後のお題は「こたつ2つ うち1つタコ男(おとこ)のこたつ あと1つタツノオトシゴ男(おとこ)のこたつ タケノコ男はこたつ無し」(2回)。先にボタンを押したのは森アナ。そしてチャレンジは――

見事成功!森アナが初代王者に輝いた。

森アナは「今までクイズとか歌合戦とかいろいろ出していただいたんですが、“アナウンサーが勝ってどうする”って言われてきたんですけれども、滑舌とになると、“アナウンサー負けてどうする?”っていうところもあり…」と感極まった。

その後森アナは、隣でがっくりとうなだれる猪狩に目をやり、「ごめんなさい!芸能界のことをよく知らずに!」と深々と頭を下げた。忖度(そんたく)のないガチンコ対決だったことが分かるこの言葉に、スタジオは笑いと、勝利への祝福の空気で包まれた。

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