ジブリの名曲を透き通るようなハイトーンボイスで歌う中学生が『歌唱王』で大健闘! 南原も感動のあまり思わず涙?

2024.12.26 10:30

12月19日に放送された『歌唱王~全日本歌唱力選手権~』に、中学1年生が初出場。緊張した様子とは裏腹に、透き通るような見事なハイトーンボイスを披露し、審査員一同を驚かせた。

第12回大会となる今回は、応募総数1万8139人の中から選ばれた15人によってファーストステージが行われた。学生の躍進が特に目立った今回、最年少はなんと9歳の女の子。ファイナルにも2人の学生が進出した。

その中の1人が中学1年生の川合結人(ゆうと)さん(13歳)。ファーストステージに挑むためステージに上がった時には、極度の緊張のせいかフラフラとセンターに立ち、姿勢も目線も定まらず、見る方まで不安にさせてしまうような雰囲気が漂っていた。

しかし、スタジオジブリの名作映画『天空の城ラピュタ』の主題歌としても知られる、井上あずみの『君をのせて』のイントロが流れた瞬間、彼は握りこぶしにグッと力を入れそっと歌い出した。するとその歌声はフラフラしていたさっきまでの様子からは想像すらできない透き通るようなハイトーンボイスで、一瞬にして多くの審査員の表情を変えてしまった。

だが最後まで堂々と歌いきったかと思うと、次の瞬間一気に力が抜けたのか、再びガチガチに緊張したような表情にすっかり戻ってしまっていた。子どもらしさが隠しきれないその雰囲気に、歌唱王特別大使の女優・茅島みずきらは思わず笑みを浮かべていた。大会委員長の南原清隆も笑いながら「結人くん!終わったよ!良かったよ!心配したよ!」と声をかけるも、なかなか緊張はほぐれない様子。

審査員を務めたアーティスト・JAEJOONG(ジェジュン)は「声聞いた瞬間、鳥肌が立ちましたね。韓国に連れていきたいです」と絶賛。同じく審査員を務めた歌手のanoも「きらめきもしっかりある感じが僕はすごく好きでした」と高く評価した。

採点の結果は982点。この高得点にようやく笑顔になる川合さん。惜しくもグループ内トップ通過とはならなかったものの、高得点による敗者復活に選ばれファイナルに進出した。

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