アレサ・フランクリン、ホイットニー・ヒューストンが降臨？『歌唱王』第12回大会優勝者は、山形県のさくらんぼ農家・鈴木詩織さんに決定

『歌唱王～全日本歌唱力選手権～』が12月19日に放送され、山形県の鈴木詩織さんが大接戦の末、優勝を果たした。

第12回大会となった今回、応募総数1万8139人の中から予選を勝ち抜いた15名が本選に進出。その中で優勝を勝ち取ったのは、山形県出身・さくらんぼ農家の4代目、鈴木詩織さん（28歳）。

「聴いている人の鼓膜をびっくりさせます！」というコメントと共にファーストステージで披露したのは、映画『ブルース・ブラザース』の挿入歌であるアレサ・フランクリンの名曲『Think』。映画以外にもCMなどさまざまなシーンでも使われており耳なじみのあるこの曲を、鈴木さんは力強く、かつ表現力豊かに歌い上げた。

パフォーマンス後、大会委員長の南原清隆は「マジか！（こんな人が）山形県にいたんだ！驚いた！」と絶叫。審査員を務めた黒沢薫（ゴスペラーズ）も「僕、アレサ・フランクリンの生前のパフォーマンス見たことがあって、“同じだ！”って。もう声一発でやられちゃいました」と大絶賛した。

得点は1000点満点中994点で、ファーストステージ15人中の最高得点を獲得。10人いる審査員のうち5人が100点満点をつけるという最高の評価をうけてファイナルに進出した。