『ダンダダン』『アオハコ』『来世は他人がいい』思わずほれてしまう“カッコよすぎる女性キャラ”3選!
2024.12.25 16:452024年“秋アニメ”が最終回ラッシュの今──entaxでは、テレビ東京『青春高校3年C組』出身者でアニメを毎週15作品以上見ている“元演者ライター”宇都木彩乃が、個人的にドハマりした作品を“ちょっと斜めな視点”から厳選して紹介。第2回目となる今回は、アニメを見ていて「なんてカッコいいんだ!」と思わず叫んでしまった魅力的な“女性キャラクター“を3名選抜!それぞれ作品を振り返りながら、各キャラの魅力をお届けします。皆さんも推しキャラを探しながらご覧ください!
◆意外と“頭脳派“ ハイスペックヒロイン!
1人目に選んだのは── Creepy NutsによるOP曲「オトノケ」や水樹奈々さん演じる最強のババア・星子などが大きな話題をよんだアニメ『ダンダダン』より、ヒロインの綾瀬桃=モモ(CV.若山詩音)。
モモはあるとき、セルポ星人(CV.中井和哉)という宇宙人にさらわれてしまい大ピンチを迎えるも、秘めていた超能力が覚醒し念動力が使えるように!その力は物や人、さらには妖怪のオーラなどあらゆる物をつかむことができるかなり万能な能力。巨大な敵を抑えて隙を作ったり、時には激しく投げ飛ばしたりして、主人公の高倉健=オカルン(CV.花江夏樹)とともに数々のピンチを乗り切ります。
彼女は覚悟を決めた瞬間、逃げずに敵に立ち向かっていくような精神的な強さも持ち合わせており、ここまででも充分カッコいいポイント尽くしなのですが──私がさらに個人的に惹(ひ)かれた部分は、パワーだけじゃなく意外と頭脳派で、頭の回転が早いところ!
例えば、第4話「ターボババアをぶっ飛ばそう」で巨大なカニの姿をした地縛霊から逃げるシーン。モモはなぜか健康ランドへ向かい、“カニ”を温泉の場所まで誘導。すると「カニは茹(ゆ)でると身がプリっと締まるじゃん?締まるってことはさ、筋繊維が硬くなって動きが鈍くなるんじゃね?」と高温の熱湯を浴びせ、見事にカニの動きを止めたのです。
恐ろしい見た目の宇宙人や妖怪を前にしたとき、初めこそ驚き騒いでしまう彼女ですが、一度覚悟を決めれば後は冷静に相手を観察し分析して、周囲のみんなをピンチから救う──。能力だけの強さではなく、精神的な部分と、分析して導く強さ!なんて頼りがいのあるヒロイン!憧れます!
ちなみに、そんなモモですが……相棒のオカルンが他の女の子といい感じになっているとヤキモチを妬(や)いてしまうなど、“ヒロインらしいかわいいシーン”もたくさん!戦闘中の強さからの、日常シーンで見られるギャップにも大注目です。第1期は最終回を迎えましたが、来年7月からは続編の放送が決定しています。登場してきたばかりの新キャラ・円城寺 仁=ジジ(CV.石川界人)の家の怪奇や、モモとオカルンとの恋の行方など続きが楽しみです!