『ダンダダン』『アオハコ』『来世は他人がいい』思わずほれてしまう“カッコよすぎる女性キャラ”3選！

◆目標に向かって頑張れる！ “努力家”で“負けず嫌い”の先輩ヒロイン

3人目は、青春×恋愛×スポーツが織り交ぜられたアニメ作品『アオのハコ』より、主人公・猪股大喜（CV.葉翔也）の先輩にして、バスケ部のエース・鹿野千夏（ CV.上田麗奈）です。

千夏は『ダンダダン』モモや『来世は他人がいい』吉乃とは違い、異能力も使いませんし金属バットも振り上げません。パワー的な“カッコよさ”ではなく、終始“かわいい”系のヒロインですが、その心根にはとても強い意志を抱いています。

例えば、夏のインターハイ予選での一幕──。千夏は、ライバルである籠原学園高校の選手が彼女のプレイに対し“成長していないと”話しているのをタイミング悪く聞いてしまいます。それを知った大喜は、千夏が傷ついているのではないかと「気にすることないですよ！」と言葉をかけますが、これに千夏は意外な返答をしたのです。

「やだ！気にする！気にして、そして勝つの。
　私が籠原戦で活躍して勝てば、2度とそんな風には言わないでしょ？」

彼女の負けず嫌いな一面が見えたこのシーンに加え、勝つために努力を重ね練習しているシーンや、落ち込む大喜を「遠くの目標を持つことを怖がらないでほしい」と前向きに励ますシーンなど、内に秘める思いの強さがとても“カッコいい“のです！

また、実は私自身に投影してしまっていることも千夏を選んだ理由の1つです。『アオのハコ』は部活に励む高校生の物語ということで、私自身の人生と一番重ねやすい作品でした。学生の頃、私は剣道部員だったのですが、この作品を見ていると、当時の先輩たち（女子）が強く、凛（りん）としていて、もの凄くカッコよかったことを思い出します。

もしも千夏が実際に自分の先輩だったら、“千夏先輩”に思いを寄せる大喜と同じように、彼女のことを夢中で応援していただろうと…（笑）“スポーツ女子”＋“学生の頃の先輩”ってカッコいいよね！と、色々な記憶を呼び覚ましながら選出しました！

──以上、「2024年秋アニメ“カッコよさに惹かれた”女性キャラ3選」でした！今回挙げた作品以外にも、今期にはとにかくたくさんのカッコいい女性キャラクターたちがいたので、正直厳選するのは大変でした…（笑）

例えば、『君は冥土様。』のヒロイン・雪さん。主人公が事故に遭いそうなところをすぐさま助けた元殺し屋の最強メイドさん。他にも、告白されるもきっぱりと断るサバサバしたカッコよさがある『村井の恋』の田中先生や、見た目が完全に超絶イケメンの“男装女子”蘇芳さんたちが登場する『合コンに行ったら女がいなかった話』などなど…挙げ始めるとキリがありません！（笑）

皆さんが選ぶなら、どの作品のどのキャラクターでしょうか？自分好みの“カッコよさ”を探しながら、アニメを見ていくのもオススメです♪

《ライター紹介》宇都木 彩乃（うつぎ あやの）※27歳になりました！
テレビ東京『青春高校3年C組』に出演し、よく笑いよくしゃべることから、佐久間宣行Pに当時20歳にして「おばちゃん」と名付けられた。好きなアニメは『デュラララ!!』『マクロス７』『うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ』『日常』など。毎クールごとに、推しキャラを見つけることを楽しみとし、アニメグッズショップへ足を運ぶ日々を過ごしている。今期の推しキャラは『村井の恋』の山門先生（CV.松風雅也）。

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イラスト：宇都木彩乃