『放課後カルテ』最終話 牧野(松下洸平)が学校を去り…タイトル回収に感動の声「鳥肌たった」「そういう意味だったんだ。号泣」
2024.12.24 10:0012月21日に日本テレビ系土曜ドラマ『放課後カルテ』の最終話が放送された。本作は、小学校を舞台に、ぶっきらぼうの小児科医・牧野(松下洸平)が、その観察眼で子供たちのSOSを見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマ。
(※以下ネタバレ含みます)
来月、養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が産休から復帰することになった。牧野は岩見に「場面緘黙(ばめんかんもく)」の真愛(英茉)との交換日記と、心臓疾患を抱える直明(土屋陽翔)の件について引き継ぎをする。
そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を、病院に聞きに行った牧野は、咲間(吉沢悠)から真琴が「胸の痛み」を隠していることを知る。胸が痛いのは、精神的な原因による「身体症状症」なのではと考えた牧野は、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。
父の貴之(塚本高史)によると、真琴の母・雅(大沢あかね)は入院中に新型コロナウイルスに感染し、面会もかなわないままそのまま亡くなってしまったという。そのこともあって亡くなった実感がわかないという貴之。 真琴は、雅と最後にかわした「真琴も元気にしててね」という約束をずっと守ろうとしているため、胸の痛みを訴えずに一人苦しんでいるようだった。母との大切な最後の会話のため、いまさら「あれは忘れていいよ」とは言えないでいるという貴之。