吉沢亮主演映画『国宝』予告編&ポスタービジュアル解禁!
2024.12.23 17:50俳優・吉沢亮が主演を務める映画『国宝』。この度、美しくも狂気を感じる予告編・ポスタービジュアル、そして横浜流星&渡辺謙の劇中ソロビジュアルが初解禁となった。
吉田修一原作の映画『国宝』は、任侠(にんきょう)の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。吉沢亮主演、横浜流星共演で映画化が発表され、大きな反響を呼んだ。今回の新キャスト発表では、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作の12人が発表され、日本映画界をけん引する「国宝」級の豪華キャストによって、“熱狂”と“感涙”の物語が描かれる。
■映画『国宝』予告編解禁!
任侠出身の喜久雄(吉沢亮)は、15歳のときに父親を亡くし、天涯孤独となった。
そんな喜久雄を家に引き取ったのは、喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)だった。歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄は、半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・俊介(横浜流星)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、ともに芸を磨き、青春を捧(ささ)げていた。
「代役は喜久雄で行く」
事故で入院した半二郎から、喜久雄と俊介に突如告げられた思いがけない言葉。
看板役者・花井半二郎の当たり役である名作「曽根崎心中」のお初に選ばれたのは喜久雄だった。
跡取り息子の俊介ではなく、血筋でない喜久雄を選ぶというのだ…。
その一言が二人の運命を揺るがし、周囲の人生をも翻弄していく―。
「本物の役者になりたい」
壊れ始める、喜久雄と俊介の関係。
涙ながらに訴える、俊介の想いとは―。
「神様と話してたんとちがう。悪魔と取引してたんや―」
その才能ゆえに周囲の人生をも翻弄していく喜久雄だが、それでも芸に身を捧げていく喜久雄。
この悪魔の取引には、いったいどんな意味をもっているのかー。
「どんなにつらいことがあっても、あんたは芸で勝負していくんや」
裏切り、失望、苦難、自暴。
二人を取り巻く周りの人物との関係が、音を立ててガラガラと壊れ始めていく。
それでもなお、喜久雄は全てを掛けて芸に挑み、頂点へと昇っていく。
歌舞伎という禁断の世界で、
名もなき一人の少年が、激動の50年を生き抜き、
世界でただひとりの存在“国宝”となるまでの物語。
■ポスタービジュアル解禁!
「その才能が、血筋を凌駕(りょうが)する―」
このビジュアルの撮影を担当したのは写真家の操上和美。クランクアップの翌日、喜久雄としての役がまだ抜けていない中での撮影となった。
喜久雄(吉沢亮)の、揺らぎのないまっすぐな目。その目の下には、正義や勇気を表す赤い紅隈を彷彿(ほうふつ)とさせる化粧が。何かを心に決めたような、喜久雄の強い意志が感じられるビジュアルになっている。
■横浜流星&渡辺謙、劇中ソロビジュアル解禁!
「その才能が、運命を狂わせる―」
横浜流星演じる歌舞伎界名門の御曹司・大垣俊介は、幼い頃から将来を約束され、役者として順風満帆な人生を歩んできたが、この後大きく運命が狂っていく。
渡辺謙演じる歌舞伎役者・花井半二郎は、優しくも鋭いまなざしをある人物に向けるシーンから。その目は何を見つめ、半二郎は何を感じているのか。
映画『国宝』は、2025年6月6日(金)公開予定。
タイトル:『国宝』
原作:「国宝」吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)