パク・ソジュン「秘密の空間」韓流スターを魅了した、宮崎の山奥にある蒸留所で異例のコラボが実現

2024.12.23 10:50

手つかずの自然と、清らかな渓流がある山中で行われたウイスキー造り。尾鈴山蒸留所は、電波も届かないような山奥にあった。その熟成庫の一つを使い行われた共同作業の成果が出来上がったとのことで、今回は信作さんが、蔵内にある“秘密の場所”に案内してくれた。

「携帯の電波も届かないくらい、本当に秘密の場所です」といって信作さんが案内してくれたのは、黒を基調としたひし形の部屋。部屋の奥に続く二面の壁はガラス張りとなっていて、外の鮮やかな緑を映し出す。中央には木製のバーテーブルがぽっかりと、浮かび上がるようにライティングされており、この部屋でソジュンと信作さんは、何度も試作品のテイスティングを行ったという。

ソジュンが「この部屋は秘密の空間みたいなのに外は自然がたくさんで、だんだん酔いが回ってきて、ここから出られないのではと感じました」というくらい、現実を忘れてしまいそうな空間。信作さんが「久しぶりにテイスティングしてみましょうか」と、お酒を入れてくれた。

ソジュンは、「韓国では焼酎がよく飲まれますが、良いウイスキーを造って、焼酎だけでなく他のお酒も楽しめるようになると良いと思いました」と、今回コラボを打診した思いを語る。信作さんによれば、ソジュンは鋭い感覚を持っているといい、自分の作りたい味だけでなく、飲む人のことも考えながら意見を出していたという。その熱意やセンスに、信作さんは「同い年なのにちょっとびっくりした」と、本職すら驚かされたことを明かした。

「黒木(信作)さんの作るお酒や焼酎は、長い伝統を持っているので、素晴らしいベースがあります。そこに若者が好きそうな、味や香りをつけてみたいと思い、楽しみながら一緒に作業しました」というソジュン。ついにその完成品と対面することができた。手に取ったボトルの銘は「26(トゥエンティシックス)」。真っ黒なボトルに銀色のラベルが貼られ、気品と高級感がただよう。完成を祝し、2人で乾杯すると、ソジュンは「今まで飲んだウイスキーとは違う香りで、とても良いですね」とコメント。満足のいく出来となったようだ。

26、この数字は、ソジュンにとって特別な意味を持つという。「私が俳優になろうと決心してデビューをして、皆さんが俳優としての私を知るのが、26歳ぐらいの時ならいいなと、当時思っていて。SNSのIDにも、2013とついているのですが、それは26歳になる年だったんです」と話し、まさに有言実行。「その意味で26歳が私の“はじまり”のような気がして、ウイスキーの名前に“はじまり”に関係するこの数字をつけました」と、ボトルに込めた思いを語った。

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写真提供:(C)日テレ

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