〈最終回間近〉アニメ『多数欠』頼音がついに特権利を入手!?入賀とのタッグで最強の敵・霧島輝に立ち向かう

2024.12.20 19:00

◆頼⾳が⼊賀とタッグ!霧島をどう攻略?

女王・如月麻里亜(CV:日笠陽子)、霧島輝(CV:石川界人)、皇帝・柳陽翔(CV:寺崎裕香)の3人は、送り出した味方陣営が誰一人として戻ってこないことに危機感を抱いていた。中でも陽翔は、信頼する頼音の帰りを膝を抱えながら待っていた。

そこへ「オーイ、陽翔!!」と、頼音が忙しなく駆けてくる。なんと、自分と入賀以外の全員がやられてしまったという…。すぐさま、霧島輝が【マザー・ライト】から引き出した【監視権】で状況を確認。仲間の死体を回収して【蘇生権】で蘇(よみがえ)らせようとする如月だったが…。

ここで、頼音が一言。「まった!蘇生(そせい)を見越して何か仕組まれてるかも…」。如月の脳裏に、自身がよく知る八木橋の姿がちらつく。「そうか、停止権…藤十郎なら有り得る…」。八木橋を倒さない限り、蘇生もままならない。そう考えた如月は、八木橋と戦う入賀の元へ霧島と頼音を送り出した。

陽翔の【多数欠】は強力な武器となるが、吉井鉄平(CV:土屋神葉)の死に責任を感じ“二度と行わない”という

頼音と霧島、2人と合流した入賀はさっそく空間を分割。頼音との2対1を作り出すと同時に、【マザー・ライト】から特権利を引き出すことを封じた。「全部聞いて知ってるんだよね〜盗聴にはご用心ぞ」「そういうことだ、輝(こう)…おまえはここで倒す!」。この土壇場で、霧島はようやく入賀たちが敵だったことを知った。

だが、「甘い。私固有の特権は再実行権。引き出したことのある特権利なら再び引き出して使える」。常に落ち着いた雰囲気の霧島が目の色を変え、入賀たちを襲い始めた──!

霧島の実力はいかに…!?

【切断権】【合流権】【領空境防衛権】【解除権】…あらゆる種類の攻撃で入賀を追い詰めていく霧島。対する入賀は【分割権】を用いたガードで手いっぱい。それどころか、あっという間の攻防で右腕を切り落とされてしまった。【分割権】を持つ入賀さえなんとかすれば……。気づけば、霧島はその背中を頼音へ向けていた。

すると、「これは鞭(むち)ではない!」という声と共に、光り輝く鉄の鞭が霧島を不意打ち──。とっさに後方へ逃れた霧島の目に、誇らしく笑う頼音の姿が映った。

頼音は新たなチカラを手に、霧島へ挑む

この戦いの前──須藤良平(CV:笠間淳)から“特権利の封筒”を受け取っていた頼音。その中身は、テレパシーを使える【共有権】と、許可属・特権【偽証権】。後者のチカラは、触れている対象について証言すると、5秒間その証言を嘘にするというもの。先ほどは「鞭ではない」という証言が嘘になり、持っていた鉄の棒が鞭へと変わったのだ。

だが、状況はさほど変わっていない。空中からの攻撃が全て遮断されてしまう【領空境防衛権】のせいで、霧島には“足元”からの攻撃しかチャンスがない……。それならばと、頼音は次の一手に出る。先ほど入賀が切断された右腕を拾い上げると、霧島の足元へ放り投げた。

「この地中で入賀の手はつながっていない」。その嘘の証言は入賀の腕を、地面を通じてくっつけることに成功。本体から切り離されて動かないはずの手に足を掴(つか)まれた霧島は、思わずギョッとして体を硬直させる。その隙を、入賀は逃さない。【分割権】の攻撃で最高の威力を誇る“最大数分割”を発動。見事、霧島を倒すことに成功するのだった。

頼音と入賀の連携が、最強の敵・霧島を撃ち倒した

──そして、上空で待機していた八木橋がつぶやく。「もう準備は完璧なようだね…」。霧島をはじめ、女王陣営の主要戦力を削(そ)ぐことができたことを確認すると、「さあ、全ての歯車を動かす時だ!」と【停止権】の全解除を実行。停止していた、成田実篤(CV:上村祐翔)の目がそっと開くのだった──。

【停止権】の全解除をする八木橋 次週、物語はいよいよ最終回を迎える

【アニメ公式HP】
【アニメ公式X】

画像提供:©宮川大河/COMICSMART INC./多数欠製作委員会

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