野呂佳代 暗黒時代を経て、夢だった俳優に転身できたきっかけ…秋元康、劇団ひとりからのメッセージ
2024.12.20 12:40腐りに腐っていた時代はあったものの、遠回りした先にたどりついた俳優業。近くで見てきた秋元康は「結局僕らは学校の先生みたいなもので、何年か経って、何十年か経って“あぁ、あの時のお前がな”って思いたい訳ですよね。だから気づいたら野呂が放浪記2000回やってんの!?みたいな、そういうふうになってほしいなと思いますけどね」とメッセージ。
バラエティー番組で厳しい言葉を投げかけ、野呂を奮起させた劇団ひとりは「決してデビューから勢いよくスター街道まっしぐらじゃ無いけど、地道に頑張っていれば、ちゃんとこうやってチャンスが回ってくるんだっていう姿を、後輩とかに見せられたっていうのは、相当でかいと思いますよ。だから今野呂さんに憧れている人多いと思いますよ。“くすぶってるけど、私もいずれ野呂さんみたいに”って思ってる人、多いんじゃないですかね」と語った。
うれしそうにしみじみとメッセージを受け取った野呂は、MCの東野幸治から「(ゴッドタンの)オンエアの次の日から何か変わった?」と聞かれ、「変わりました。人の目の前で何かをやり切るっていうことが、本当にできるようになった気がします」と心境の変化を明かした。
さらに、今の活躍を家族が喜んでいるか聞かれた野呂は、「めちゃくちゃ喜んでますね…(映画『怪物』も、映画館に)お父さんも行ってくれましたね。お母さんも。で、弟もやっぱり応援してくれて。家族で応援してくれているので、“今後、何かつまずいたことがあったとしても、やっぱりみんなで支えるから頑張ってね”みたいな感じは言ってくれてますね」と家族の応援について語った。
東野が「日本テレビも日本アカデミー賞やってるから、“日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、野呂さんです”って言ったら、ザコシショウの格好で登場してください」というと「ちょっとヤダー!そんな、こんなことできる日があるか、知らないですけど」と、うれしそうに笑っていた。