【高校生不倫劇最終話】蒼（莉子）と伊織（杢代和人）、幸せのために下したそれぞれの決断とは。『3年C組は不倫してます。』

入院中の琴音を訪ねた京子は、伊織との結婚に執着する琴音が、豊や伊織に自分の人生を委ねてきた自分の姿に似ていると話す。そして、伊織との離婚を強要することはなく「自分の人生は自分で引き受けるしかない」と語りかけた。

真鈴の一件から、人を本気で好きになると自分を見失い、揺るがしてしまうと考えるようになった蒼は、母・遥に「人を好きになることから離れていたい」と明かした。遥はそんな蒼を尊重。その後、蒼は5年前伊織と一緒に行くことのできなかった、しし座流星群の観察会のサイトをながめ、物思いにふけるのであった。

そんな中、琴音は伊織を呼び出す。伊織に記入済みの離婚届を手渡した琴音は、すっきりしたような笑顔を見せ立ち去った。時を同じくして遥の元を訪れた京子もどこか清々しいトーンで、豊との離婚の手続きを進めていることを語った。

蒼が伊織を呼び出し、2人はしし座流星群観察会の行われる天文台で久々に再会。蒼は将来的に留学を考えており、最後に一緒に流星群を見たかったと伊織に打ち明ける。続けて蒼は、伊織を好きになったことを後悔していないと話す。それでも幸せのためには好きという気持ちだけではダメであると実感したという蒼は「結婚も不倫も私たちには早すぎたんだよ」と、つぶやく。ネット上では「高3で、結婚、離婚を経験するとか。18歳成人の意味って…」といった投稿も見られた。

数年後、伊織は医者となり、蒼も無事、留学先から帰国。笑顔で出迎える遥の左手の薬指には光るものが。そして、同窓会で顔をあわせ「久しぶり」と共に懐かしがる蒼と伊織。2人が左手の薬指にそれぞれ指輪を光らせ、笑顔で乾杯しているシーンで物語は終幕を迎えた。SNSでは「それぞれの出した答えに胸がギュッとなりました…」といった声や「もしかしてあの2人また不倫するんですかね」「違う人と結婚した2人が同窓会で再開した後に高頻度で会うようになってまーた不倫する未来見えた」といった考察も見られた。

 日本テレビ系『3年C組は不倫してます。』
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写真提供：（C）日テレ