東北で仕事を辞めひきこもっていた娘が京都でアイドルに・・・地元凱旋ライブで父母が感謝▼娘のチェキ特典会で雑に扱われる父?▼京都発きのホ。ハイエース全国ツアーに密着 【短期連載その2】
2024.12.18 18:00ハイエースで全国17箇所ツアー中!京都の古民家で共同生活をしながら3周年を迎えたアイドルグループきのホ。(きのぽ)。桜寝あした、御守ミコ、小花衣こはる、小清水美里、御堂莉くるみの5人に密着したドキュメンタリー第2弾がYouTubeなどで公開中。entaxでも長野・山形公演ほかを取材。
◆古民家暮らしにお邪魔!お風呂事情&お部屋拝見も
ツアー中、ドキュメンタリーのスタッフが、きのホ。5人で共同生活中の、京都の古民家寮暮らしにお邪魔。メンバーでも特にキレイ好きという小清水美里。しかし住んで4年目、最近は美里も他メンバーの影響で(?)、「ハードルが下がっているかも」という。一方、自分の部屋が“キレイ好きの逆?”状態の自覚ある御守ミコ。引っ越し当時、同じく部屋が片付かなかったという御堂莉くるみに対し、「大丈夫だよ。(私の)部屋、見てみなよ」となぜか自信満々だったそう。20代女性5人の共同生活は、お風呂の話題へ。
入浴ルールは一人30分で、入る順番は申し出の早い順。週末の多くはライブというきのホ。にあって、ライブ当日は、出発の2時間前に入浴したい桜寝あしたと御守ミコ。運営からのライブ日程の連絡が届くや否や、「鬼の速さ」でメンバーLINEに入浴時間の希望を送るそう。リビングでトークしたあとは、小花衣こはる&御堂莉くるみのルームツアーでさらに大盛り上がりのドキュメンタリー。現役アイドルのお部屋拝見は必見。
◆長野公演でファンとりんご狩り 涙と笑いのMC
3周年を記念して、きのホ。がまだ行ったことがない場所をめぐる全国17か所「さんホ。」ツアー。4か所目は長野公演で、ライブ前にはファンとりんご狩りも。長野生まれの御守ミコは、りんごをまな板無しで食べやすく切る技も披露。自ら切ったりんごをファンにサービスする。
そんな中、メンバーの小花衣こはるが不調を訴えた。ライブ前のリハーサルを一人だけ1曲で切り上げ、移動車のハイエースの中にいた。「緊張で寝れなくて、しゃべると泣いちゃうんです。寝れてなくて・・・ 17か所のワンマンライブ全部を特別なものにしたいと思ったら、緊張しちゃって・・・」と感極まり、涙が流れる。楽屋に戻り、この日のMC内容について悩むこはるに、他メンバーは「今日の気持ちは、今日言うからいいというのもある」「みんながいるから」と声をかける。「ずっと泣いてる」というこはるに、「泣きながら(ステージ)出ようぜ」と笑うメンバーたち。ライブが開演すると5人は、クオリティー高い楽曲と持ち前の歌唱力で、この日もファンを魅了する。
こはる「3周年で最近考えちゃうことがあって、成長はしているけど、3年分の成長は出来ているのか?今日、めっちゃ・・・ ハッピー!え、違う、違う」 思わぬテンションに客が笑う。こはる「違う違う、(長野生まれ・御守ミコの)ハッピー凱旋だからめっちゃハッピーに行きたかったのに、私、緊張して、楽屋でずっと泣いちゃったり・・・ なんか、あの・・・ダメだ」 くるみ「ダメじゃないよ!」また客が笑う。こはる「かっこよくなりたいのに、かっこよく・・・」くるみ「いいよ、ゆっくりでいい」 こはる「できない・・・自分・・・(涙を流す) きのホ。は不器用人間で、普通の人がスタスタ行ける道も、ウチらはすぐつまずくんですよ。でも私は、そんなきのホ。が、かっこ悪いけど、みんなの前でかっこ良くいたいって頑張るのが、結局好きなんです。だから今、めっちゃかっこ悪いと思うけど、かっこ悪いところも見せるし、ウソつかないで全速力で、もし空回りしてもウチら全速力やめないし・・・ だから4年目も、かっこ悪くても、かっこ良くありたいきのホ。のことをさ(涙がとまらない)、みんな一緒に、ちょっと待って(涙をふく)」 あたたかく客が笑う。こはる「みんな、4年目のきのホ。ついてきてくれますか!」客席からは、大きな声援が。
そして『ブリリアント帰り道』を披露。「今を一番に見てほしくて」「恥ずかしい事を笑えばいい 隠したいことを笑えばいい」「生きてる証が綺麗だとは限らないさ」歌詞と歌声がファンに刺さる。終演後、ファンの拍手と「ハッピー!」の大声援に、楽屋でこはるは「みんな優しかった。楽しかった」と笑顔を見せた。
◆「山形の星」凱旋公演&御堂莉くるみ・小花衣こはるダブル誕生日
御堂莉くるみと小花衣こはるのW誕生日、12月1日は山形公演。こはるは、地元・山形に初凱旋。山形駅にファンが「山形の星 小花衣こはる凱旋」と広告を出稿。こはるの両親が、ライブ前、ファンやメンバーに芋煮をふるまう。こはるの父は「(娘は一度就職したが)合わなくて辞め、ひきこもっていた時期もある」「(アイドルになると言ってきたときは)顔つきが違っていて、本気だなと思った」「ファンのみなさんに支えていただいて、感謝だけです」と語る。
御堂莉くるみの両親も、秋田からいぶりがっこを持参。くるみの父は、ファンに交じって娘の特典会に参加し、ツーショットチェキ撮影。娘から「さっさと退場を」と雑に扱われながらも、うれしそうな様子。くるみ「お父さんは、ファンのみなさんに話しかけるんですよ。私のことを好きでいてくれていることへの、感謝を伝えたいらしいんです」くるみの父は、アイドルになるため17歳で秋田から京都へ引越しした娘を前に、「悲しくて初日だけは泣きました、駐車場で。今は応援してます」と心境を語った。
小花衣こはるの山形初凱旋、御堂莉くるみとのダブル誕生日もあり、ライブは大盛り上がり。終演後、御守ミコ「私、はじめてライブで泣いた。今まで自分の誕生日ライブでも泣いたことなかったのに」 桜寝あした「山形の星なんだな、こいつ(こはる)は」と、メンバーも感動のライブとなった。
今回特集したドキュメンタリーはきのホ。公式YouTubeチャンネル「きのホ。チャンネル」で配信中!
MOVE!MOVE!MOVIE! [#2] 〜きのホ。3周年記念17箇所ツアーの記録〜
きのホ。が共同生活する京都の古民家でメンバーの部屋に潜入!地元京都「ボロフェスタ」で大観衆のド真ん中で熱唱&完全燃焼する小清水美里など見ごたえある45分。京都発きのホ。の音楽を聞いたことがある方はもちろん、きのホ。をまだ知らない方に、ぜひみてほしいドキュメンタリー。#3は2025年1月配信予定。
きのホ。オフィシャルファンクラブ「きのうまではネガティブでした部」ではさらにレアな映像を追加した「FC限定:さらに裏側見れます版」を会員限定で配信中!
短期連載その1の記事はこちら
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