アニメ『多数欠』特権・気象権が強すぎる!?群雄割拠の能力バトルに、原作者も大興奮「決戦じゃぁぁぁぁー!」

2024.12.18 17:00

毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中──“多数派”が死亡してしまうという謎のゲーム【多数欠】を軸に戦いが繰り広げられるアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB青森放送他にて順次放送)。12月10日放送の#22『特攻戦線』では、ついに女王側と偽皇帝側の最終決戦がスタート!謎に包まれていた【マザー・ライト】や霧島たちの過去も明らかに…!SNSでは、原作者・宮川大河氏が「決戦じゃぁぁぁぁー!(初実況)」と興奮のリアルタイム投稿。ファンからも「そのくらいすごかったよね」との声が寄せられるほど、迫力のバトルが繰り広げられた。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆全ての始まりは、霧島だった??

【多数欠】が始まる約1か月以上前──如月麻里亜(CV:日笠陽子)が女王を名乗る前のこと。「神の喚び声が聞きたい」と、セラフィエル(CV:白井悠介)と共に教会にいた彼女の元を訪れたのが霧島輝(CV:石川界人)だった。彼は今から13年前、“魂”を呼び出すことに成功したという。神の喚び声を聞き、その臣民となり、魂と意思の領域──神の住まう世界と繋がったのだと…。

教会を訪れた霧島 彼の言葉は如月たちを驚かせた

そんな突拍子もない話をする霧島の手には、黒い箱のようなものが抱えられていた。どこか無機質で、どこか神秘的なその物体は、神の導きで造ったという超時空間・構成干渉装置『マザー・ライト』。人々の欲望を集め、「特権」と「権利」として“封筒”に閉じ込めるチカラを持っていた。だが、その封筒を“研究者の父親”に渡すと、神の喚び声は聞こえなくなったという…。

「もうじき、あらゆる『権限』を持つ、まがいものの神が生まれます。…それが神の怒りに触れたのなら…私は少しずつでも『特権利』をマザーに回収していきたい」。そんな霧島の言葉を最初は理解できなかった如月たちだが、直後に始まった多数欠が何よりの証拠となった──。

やがて“皇帝”の死によって多数欠が終わりを迎えたころ──“収容所”の跡地を訪ねた如月は、実弟である吉井鉄平(CV:土屋神葉)と柳陽翔(CV:寺崎裕香)が被験者になっていたこと、そして陽翔が皇帝だったことを知る…。「私は陽翔と鉄平を取り戻す…!たとえ悪魔になろうとも!」。そう強く誓った如月は自ら“女王”となり、セラフィエルは「長い付き合いですから」と“神父”として共に歩むことを決めたのだった。

弟たちを取り戻すと誓うその目には、強い信念が宿っていた

そして、時は現在──入賀煉(CV:KENN)から鉄平の現状を聞いた如月は皇帝の塔へ。陽翔の持つ特権【回収権】で塔の一部になっていた鉄平の遺体を取り戻すことに成功する。「早く教会へ戻って蘇生(そせい)しましょう。『祝福』が私たちを待っているわ…!」思わず笑顔をこぼす如月は、【交換権】を持つ月岡めぐる(CV:相羽あいな)に命じ、セラフィエルが待つ教会へと急ぐ。

…が、途中で異変が起こった。配置した目標物と場所を“交換”しながら移動していたところ、最後の目標物が突如感知できなくなってしまったのだ。その原因は、八木橋藤十郎(CV:小野大輔)率いる“偽皇帝チーム”の仕業。女王たちの留守に、総攻撃を仕掛けてきたのだった。

鉄平の遺体を取り出した皇帝・陽翔
1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル